FDE検定レベル1のスキルマップ公開 IoT検定委がベータ試験実施へ
IoT検定制度委員会 FDE検定プロジェクトは2026年9月4日、AIエージェント時代に向けた現場人材を評価する「FDE検定」について、レベル1試験のスキルマップおよび評価基準を公開した。あわせて、試験制度の妥当性や運用方法を検証するため、関係者や一般希望者を対象としたベータ試験を9月中旬にオンラインで実施する予定であることを発表した。

FDE検定の概要とレベル1のスキルマップ
FDE(Forward Deployed Engineer)は、AIエージェントを活用して業務を再設計し、現場への定着やKPI改善などの成果を継続的に創出できる人材を指す。検定制度は、知識と応用力を評価するレベル1(FDE検定)、業務への実装力を評価するレベル2(FDE認定)、実際の成果実績を評価するレベル3(FDE認証)の3段階で構成される。
今回スキルマップが公開されたレベル1(Associate)は、現場・経営・技術をつなぎ、業務をAI前提で捉え直して変革の必要性と方向性を説明できる基礎力を総合的に評価する。出題カテゴリーは以下の10項目となっている。
- FDE概論
- AI・LLM基礎
- 業務理解
- コミュニケーション
- 変革マインド
- 教育・指導力
- AI前提思考
- データ理解
- AIエージェント理解
- 倫理・セキュリティ
9月中旬に100名規模でベータ試験を実施予定
レベル1試験の出題内容や難易度、合否基準などの妥当性を検証するため、IoT検定合格者やその関係者、一般の受検希望者を対象に、約100名規模でベータ試験が実施される予定だ。試験時間は60分で、試験監督立ち会いのもとオンラインで実施される。
ベータ試験の受験料は本試験の半額とされ、所定の基準点に達した参加者にはベータ試験合格証明書が発行される。この証明書は検証段階のものとして本試験の正式な合格証とは区別されるが、本試験合格者と同等として扱われる。本試験の正式な合否基準は、ベータ試験で得られたデータを踏まえて確定する方針としている。
商標登録出願と今後の展開
制度の名称およびブランド基盤の整備に向けて、「FDE検定」「FDE認定」「FDE認証」の商標登録出願が完了している。現在は出願中であり、登録済みを意味するものではないとしている。
事務局は、AIを操作するだけでなく現場で業務変革を進める人材の重要性を挙げ、実務に根差した評価制度としての発展を目指すとしている。今後はレベル1本試験の開始をはじめ、模擬問題や学習教材の提供、企業向け研修との連携、コミュニティ形成、上位レベルへの展開などを進める予定だ。
制度概要
- 名称:FDE検定(FDE Certification Framework)
- 運営主体:IoT検定制度委員会 FDE検定プロジェクト
- 運営事務局:スキルの窓口(株式会社サートプロ内、東京都渋谷区代々木1-55-2 大和ビル5階)
- 代表者:株式会社サートプロ 代表取締役CEO 近森 満
- 公式サイト:https://www.iotcert.org/fdekentei/
本記事はIoT検定制度委員会 FDE検定プロジェクトの発表をもとに作成。

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