マンホール事故の救出訓練が循環のみち下水道賞の防災・減災部門賞を受賞へ
消防局と上下水道局が連携して実施した合同訓練「下水マンホール内事故に備える生体要救助者救出訓練」が、令和8年度(第19回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」の防災・減災部門賞を受賞することが決定しました。
国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」は、全国の下水道事業体による取り組みを広く発信することで功績を称え、他団体等による同様の取り組みを奨励し、下水道事業全体の発展への寄与を目的とする表彰制度です。

実稼働のマンホールを用いた実践的な救出訓練
今回の訓練は、全国各地の下水道関連で毎年発生している労働災害のリスクに着目して実施されました。
訓練では、実際に稼働している処理場内のマンホールを使用し、酸欠や硫化水素などの危険環境を想定した上で、生身の人間を要救助者に見立てた救出活動が行われました。あわせて実施された座学では、下水マンホール内における硫化水素の発生メカニズムを共有し、現場到着から要救助者を搬出するまでの両局の連携手順を具体化しました。
先進性と二次災害防止に向けた連携を評価
評価にあたっては、実在するマンホール施設を使用し、生身の人間を要救助者とした訓練が全国的にも類を見ない先進的な取り組みである点が挙げられました。
また、座学を含めて現場到着から要救助者搬出までの具体的な連携手順を両局合同で明確化したことにより、二次災害に対する認識と組織間の連携が大幅に向上した点も高く評価されました。
9月10日に国土交通省で表彰式を実施予定



表彰式は以下の日程で開催される予定です。
- 日時:令和8年9月10日(木曜日)13時15分~14時00分
- 場所:国土交通省(中央合同庁舎3号館)10階共用会議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
報道関係者は表彰式の取材が可能となっており、詳細は国土交通省の報道発表資料で案内されています。
今後の展開と安全への取り組み
消防局と上下水道局は今回の受賞を機に、より実践的な訓練を継続し、市民の安全・安心を守るための連携を一層強化していく方針です。
訓練で得られた知見や成果を生かして訓練の継続と改善に努めるとともに、下水道施設における労働災害の防止や地域全体の防災・減災能力の向上に取り組むとしています。
本記事は横須賀市上下水道局および国土交通省の発表をもとに作成しました。
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