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岡山大学、TCカレッジ医工系コースでフローサイトメーターの中級研修を開講

岡山大学の技術統括監理本部総合技術部は、同大学鹿田キャンパスにおいて、TCカレッジ「医工系TCコース」の中級カリキュラム「フローサイトメーター(基礎)」を開講しました。本カリキュラムは第90回医学部共同実験室セミナーを兼ねて実施されました。オンラインによる座学と、対面およびオンラインを併用したハイブリッド形式の実習が行われました。

座学とハイブリッド実習による技術研修の実施

今回のカリキュラムでは、4日にオンライン形式で座学が行われ、7日には対面とオンラインを併用した実習が実施されました。

対面実習には、岡山大学総合技術部機器分析・動植物資源技術課の丸山和之技術専門員と、九州大学農学部教育研究基盤技術部の遠藤詢介技術職員が参加しました。また、オンライン実習には学外の医工系コース受講生3人と、TCカレッジ他コース(マネジメント系)の聴講生1人が受講しました。

機器の内部構造学習や実サンプル測定を実施

セミナーでは、総合技術部医学系技術課の礒本幸成技術専門職員が講師を務め、フローサイトメーターの種類や構造、解析の原理について解説しました。2024年に導入されたフローサイトメーター「CytoFlex」の操作方法や仕様の説明に加え、参加者が提供したサンプルを用いた実際の測定における調整方法や解析方法の実習が行われました。

さらに、セルソーター「FACSAria3」の装置構造や測定方法についての説明も実施されました。今年度は新たな試みとして旧型のフローサイトメーターを分解し、光路をはじめとする機器の内部構造についての学習も行われました。

受講した丸山技術専門員は、座学と実技を通して未経験者にも理解しやすい内容で基礎から実践まで体系的に学べたと振り返りました。また遠藤技術職員は、他機関での運用方法や利用者講習を目にする機会となり、メンテナンスや利用者対応などの面で参考になったとしています。

技術職員の高度化と研究基盤の強化

総合技術部本部長の佐藤法仁副理事・副学長は、学内だけでなく他大学や研究機関、企業等にも高度化の場を提供しているとし、今後も研究基盤を支えマネジメントする技術職員の高度化を推進していく姿勢を示しました。

岡山大学総合技術部では、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)などを活用し、多様な研修プログラムを通じて技術職員のスキルアップを図り、研究・教育・臨床支援の強化を進める方針です。

本記事は国立大学法人岡山大学の発表をもとに作成しました。

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