GATES、2026年4月の制度改正に向け低圧系統用蓄電池事業へ参入
総合エネルギー・デジタルインフラ投資プラットフォーム「蓄託/TIK TAK」を展開するGATES株式会社は、2026年4月の制度改正に伴う「低圧系統用蓄電池」の市場参入解禁を契機として、同事業の本格的な推進を決定しました。
同社は推進にあたり専門企業4社とアライアンスを構築し、合同会社デロイト トーマツに事業性評価等の検証を依頼して実証事業を開始します。全国の遊休地や商業施設の駐車場などの未利用スペースを活用し、安定的なエネルギー供給と空間価値の最大化を目指します。

専門企業4社との連携と実証事業の体制

事業の推進および早期の収益化や安定稼働に向けて構築された体制では、各社が専門分野ごとに役割を分担します。あわせて合同会社デロイト トーマツが市場動向や財務的観点から多角的な分析を行い、事業性評価(FS)や事業アドバイスを担当します。
実証事業における各社の主な役割は以下の通りです。
- GATES株式会社:事業費投資、プロジェクト全体の戦略設計・実行管理のコンサルティング、電力会社への系統連系手続きの推進
- 株式会社グリーンエナジー・プラス(株式会社グリーンエナジー&カンパニーの100%子会社):低圧蓄電池の機器販売、系統接続支援、市場取引(アグリゲーター・VPP業務)
- 株式会社エスコ:設備機器の工事・運用・O&M業務、系統接続業務、災害時の非常用電源(BCP対策)としての設備運用の技術支援
- 株式会社加瀬倉庫:土地活用・不動産運用のノウハウを活かした事業用地の提供
- 株式会社アドウェイズ・エナジー(株式会社アドウェイズのグループ企業):既存の高圧系統用蓄電池事業での実務ノウハウを活用した事業拡大の推進
- 合同会社デロイト トーマツ:多角的な分析による事業性評価(FS)の実施、リスク最小化と収益最大化に向けた事業アドバイスの提供
2026年4月の制度改正と事業参入の背景
2026年4月より、出力50kW未満の低圧系統用蓄電池による需給調整市場等への参入が制度上解禁されました。従来の蓄電池事業で不可欠だった大規模な設備投資や広大な用地に対し、本制度により都市部や郊外の小規模な未利用地、駐車場の一部、商業・物流施設のデッドスペースなどを「分散型電源」として活用できるようになります。
不動産・投資コンサルティングを行うGATES株式会社は、この規制緩和を機に全国の遊休不動産をエネルギーインフラへと転換し、新たな収益モデルの確立とエネルギー課題の解決を図る方針です。
本事業が果たす5つの社会的意義
本事業では、以下の5つの観点から社会課題の解決に貢献するとしています。
- 再エネの普及拡大と脱炭素社会への貢献(変動する再エネの調整力として機能)
- 電力供給の安定化と「出力制御」の解消(余剰電力の充電と需給逼迫時の放電)
- 電力価格の安定化への寄与(価格変動の平準化)
- 地域レジリエンス(防災力)の向上(分散配備による災害に強い電力インフラ形成)
- 災害時のBCP(事業継続計画)電源としての機能(地域住民への電力供給)
今後の展開と会社概要
同社は、今回のアライアンスによる第1弾の実証事業を遂行してビジネスモデルと収益基盤の確立を図った後、全国の未利用地や物流施設などを対象に低圧系統用蓄電池の多拠点展開を進める予定です。
GATES株式会社の概要は以下の通りです。
- 本社所在地:東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー34階
- 代表者:代表取締役 関野 雄志
- 設立:2011年8月
- 事業内容:再生可能エネルギー関連事業「TIK TAK」、不動産投資事業「OPEN GATES」
本記事はGATES株式会社の発表をもとに作成されています。

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