Aokumo、自律IT運用のビジョンを発表 AWS向け無料診断も提供
Aokumo株式会社は、2026年7月28日に東京・赤坂で開催された「AWS Bedrock LLM Day Japan」において、AIエージェントによる自律IT運用(Autonomous IT Operations)のビジョンを発表しました。同社は自立IT運用エージェント「Aokumo AI」を通じ、AIによる調査や分析から承認・監査を伴う安全な実行までを段階的に支援し、本番環境で安心して活用できるIT運用の実現を目指しています。また、同アプローチを体験できるAWS利用法人向けの無料セキュリティアセスメントの提供も案内しています。
クラウド環境では日々膨大な脆弱性情報やアラートが発生しますが、重要度に応じた対応が求められます。Aokumo AIは、環境やサービス間の関係性を踏まえてセキュリティ上の問題を分析し、対応すべき項目の優先順位付けを行います。さらに、問題の理由や影響を整理したうえで、具体的な改善方法や設定変更案をアクションプランとして提示します。
AWS利用法人向け無料セキュリティアセスメントの提供
Aokumo AIの手法を体験する機会として、AWSを利用する法人向けに無料セキュリティアセスメントが提供されます。
- 対象:AWSを利用している法人
- 費用:無料
- 内容:セキュリティ確認、リスクの優先順位付け、改善アクションプラン、対応方針および修正案の提示
- 実施方法:事前ヒアリングのうえ、実施範囲や必要なアクセス権限、結果の提供方法を個別に案内
統制を組み込んだAI実行ガバナンス基盤
本番環境でAIに操作を任せるには、分析精度だけでなく権限管理や承認、検証・復旧、監査といった統制が不可欠とされています。Aokumo AIは、AIの判断とシステム操作の間にこれらの仕組みを組み込むAI実行ガバナンス基盤として機能します。企業が定めたルール内で安全に行動できる実行経路を整えることで、実運用への段階的な導入を図ります。
3段階で進める自律IT運用の実現
Aokumoは、運用の自律性を以下の3段階で段階的に高めていくアプローチを掲げています。

- Human-in-the-Loop(人による承認):AIが調査・診断・対応案作成を支援し、本番環境への変更は担当者の確認・承認後に実行する
- Policy-controlled Execution(ポリシーに基づく実行):低リスクな操作は事前に定めたポリシーに基づいて実行し、高リスクな変更は人による承認フローへ振り分ける
- Autonomous IT Operations(自律IT運用):実績と信頼が蓄積された業務から、定められたポリシーの範囲内でAIエージェントが自律的に運用を実行する
人とAIが役割を分担し、監査可能な記録のもとで管理しながら、企業が信頼して運用を任せられる環境を目指すとしています。
Aokumoについて
Aokumo株式会社は、マルチクラウドおよびKubernetes環境において、AIを活用したITインフラ運用支援に取り組んでいます。
- 所在地:東京都千代田区
- 代表取締役:ハイレジ・ユネス
- 認定・加盟:AWS EKS サービスデリバリーパートナー、CNCF シルバーメンバー、KCSP 認定企業
本記事はAokumo株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



