世界初のIoTヨガマット「yoctoMat」、専用アプリとともにリリース

ヨクト株式会社は、2024年6月13日に世界初(2024年6月同社調べ)のIoTヨガマット「yoctoMat」と専用アプリ「yoctoApp」をフィットネスジムやヨガスタジオ向けにリリースすると発表した。「yoctoMat」は、重圧センサーを搭載しており、利用者の姿勢や重心をリアルタイムで測定できる。「yoctoApp」と連携することで、マットから送信された重圧データを可視化し、ヨガのポーズの質を向上させ、怪我のリスクを低減する。

2022年10月19日に発売したベータ版では30回以上の検証を重ね、姿勢が98%改善し、足の体重バランスが70%以上均等になるという効果が確認された。従来のヨガ指導では、インストラクターの感覚や経験に頼るため、正確な姿勢調整が難しく、個々の改善度合いを明確に把握するのが困難だった。「yoctoMat」の導入により、可視化されたデータに基づく指導で、大幅な姿勢改善が実現する。

リリースを記念し、7月3日にNTTデータと共同でオンラインヨガレッスンの体験会を開催する。体験会では、「yoctoMat」がヨガとピラティスの体験をどのように向上させるのかを体感できる。

ヨクトは、ヨガがもたらす健康的なライフスタイルをより多くの人々に広めることをビジョンに掲げている。将来的には、AIが「yoctoMat」から取得したデータを分析し、利用者一人ひとりの体の動きと健康データを個人のデータとして記録。この情報を基に、利用者のニーズや健康目標に合わせてパーソナライズされたヨガセッションを提案することを目指している。