freeeのMCPサーバーがfreeeサーベイに対応 国内SaaS初(自社調べ)
freee株式会社は、AIエージェントから各種APIを直接操作できるMCPサーバー「freee-mcp」が、新たに「freeeサーベイ」に対応したと発表した。パルスサーベイやエンゲージメントサーベイを提供するSaaS事業者が公式公開するMCPサーバー対応としては国内初となる(2026年8月時点、デスクリサーチおよびWeb調査による同社調べ)。対話型AIを通じて、複雑な連携設定を行うことなくチャット形式で組織データの分析が可能になる。
今回の対応により、利用者は対話型AI「freee AIアシスタント」などを活用し、チャット形式で「freeeサーベイ」のデータを分析できるようになる。「部門別・役職別にスコアを比較して」などの自然言語による問いかけで必要なデータが整理されるため、管理画面での条件切り替えや表計算ソフトでの再集計の手間を軽減できる。
また、単一スコアの確認にとどまらず、前回からの変化や設問ごとの差異、組織単位の傾向などをAIが要約する。社労士や人事コンサルタントが顧問先ごとのサーベイ結果を短時間で整理し、定例報告や改善提案の準備を効率化することにも活用できるとしている。
人事専任者の配置が難しいスモールビジネスにおいて、経営者が組織状態を把握し、適切なフォローを行えるよう支援する。チャットを通じて部署ごとの課題や従業員の声といったシグナルを把握し、離職リスクの兆候把握から1on1のアジェンダ作成、改善策の検討までシームレスに行える環境を目指す。

さらに、統合マスタに蓄積された部門・役職・年代情報や、勤怠・給与・評価などの業務データとサーベイ結果を掛け合わせた相関分析も可能となる。freeeサーベイ監修者である法政大学キャリアデザイン学部の田中研之輔教授は、今回の対応について、蓄積されたサーベイデータを組織を動かす知見へと進化させる重要な一歩であると評価している。

対応領域は11領域へ拡大
同社は2026年3月に基幹業務を操作できるMCPサーバー「freee-mcp」をOSSとして公開し、会計や人事労務など計10領域へ順次拡大してきた。今回の「freeeサーベイ」への対応は11領域目となる。同社が提供するPublic APIは計485件あり、業務データを構造化してAIが活用しやすい形で提供を進めている。
9月に山口周氏登壇の特別オンラインセミナーを開催予定
アップデートの背景にある人材定着や早期離職防止をテーマとした特別オンラインセミナーが、2026年9月14日・15日・16日の各日15時から17時30分に開催される予定だ。『コンテキスト・リーダーシップ』などの著者である山口周氏をゲストに迎え、組織づくりの条件とリーダーシップについて解説する。参加費は無料で、事前申込制(各日定員1,000名)となっている。
freee株式会社 概要
- 会社名:freee株式会社(商号:フリー株式会社)
- 代表者:CEO 佐々木大輔
- 設立日:2012年7月9日
- 所在地:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
本記事はfreee株式会社の発表をもとに作成。
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