佐賀市が県内自治体初の生理用品ディスペンサーを市役所など4か所に設置
佐賀市は、佐賀県内の自治体で初めてとなる生理用品ディスペンサーを、市役所本庁舎など4か所に設置し、令和8年8月17日より供用を開始した。窓口で申し出る心理的負担を減らすとともに、衛生面や持ち去り防止に配慮した環境を整える。急な月経や生理用品の持ち合わせがないことによる不利益を防ぐ取り組みの一環である。
導入の背景と利用状況
佐賀市ではこれまで、担当課窓口でのナプキン配布や、トイレ内にナプキンを入れたボックスを置く形で対応してきた。本庁舎だけでも毎月1,000個ほどの生理用品が利用されており、必要な人が必要な時に利用できるようにするための工夫が求められていた。こうした状況を受け、心理的負担の軽減や衛生面への配慮からディスペンサーの導入に至った。
設置場所と導入機器の概要
今回導入されたディスペンサーは、手をかざすだけで生理用品を受け取ることができる仕様となっている。設置場所と機器の概要は以下の通り。
- 供用開始日:令和8年8月17日
- 設置場所(計4か所):
- 佐賀市役所本庁舎1階:女子トイレ2か所、多目的トイレ1か所
- 佐賀市青少年センター:女子トイレ1か所
- 設置機器:SHARP サニタリープロダクトディスペンサー「todokuto(トドクト)」
相談支援の継続と今後の取り組み
佐賀市ではディスペンサーの設置に加え、困難な問題を抱える女性への相談支援も継続して実施する。トイレなどへの「相談先一覧カード」の設置や、窓口での生理用品の交付を続け、必要な支援への橋渡しを図る。生理を理由に学びや仕事、日常生活で不利益を受けることのない社会を目指し、身近な環境づくりを進める方針である。
本記事は佐賀市の発表をもとに作成。
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