フェンシング江村美咲、サーブルW杯で銅メダル獲得
2024年5月18日、ブルガリアのプロヴディフで開催されたフェンシング女子サーブルワールドカップ大会において、日本の江村美咲選手が銅メダルを獲得した。
江村選手は世界ランク3位で今大会に臨み、準々決勝でスペインのMARTIN選手に15対9で勝利。しかし、準決勝では世界ランク7位のウクライナのKHARLAN選手に13対15で惜敗した。それでも、江村選手はワールドカップ・グランプリ大会通算9個目となるメダルを手にした。
江村選手は大会後のコメントで、「久しぶりに自分がコントロールしてクオリティの高い試合ができました。それと同時にまだまだミスも多く、ここからパリオリンピックに向けていかに自分のミスを減らして精度を上げていけるかが重要だなと感じました」と述べ、今回の試合を振り返った。また、「前回の試合をコーチと分析したことが頭を整理できる良い機会になったと思うので、今回もコーチと一緒に分析したい」と今後の課題にも言及した。
江村選手は、「今回もたくさんの方々に支えていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。もっと良い試合ができるように精進して参ります!」と支援者への感謝の気持ちを表した。
表彰式では、金メダルをフランスのBALZER選手、銀メダルをウクライナのKHARLAN選手、銅メダルを江村選手とギリシャのGEORGIADOU選手が獲得した。
江村選手の今回のメダル獲得は、2024年のパリオリンピックに向けて大きな弾みとなるだろう。日本フェンシング界の更なる躍進が期待される。