三菱地所ホーム、スマートホーム販売を本格始動

三菱地所の総合スマートホームサービス「HOMETACT」と三菱地所ホームの全館空調システム「エアロテック」の連携により、三菱地所ホームでスマートホームの販売が本格的に始動した。これに合わせ、東京都港区のモデルハウス「ORDER GRAN赤坂」をIoT住宅にリニューアルし、2024年4月より新築注文住宅を検討中の客を対象に宿泊体験を開始した。

ORDER GRAN赤坂
ORDER GRAN赤坂
ORDER GRAN赤坂

「HOMETACT」は、一つのスマホアプリやスマートスピーカーを使い、空調・TV・照明・カーテンなど様々なメーカーの設備機器や家電を一斉にコントロールできるサービスだ。オープンプラットフォームで可能対応機器が広域で設定されており、直感的で使いやすいインターフェイスを備えている。また、”シーン”機能や「自動モード」の活用で、複数のIoT機器をまとめて動かし、設定どおりの住空間の制御が可能となる。

三菱地所ホームは1989年から「エアロテック」の開発を開始し、「空気のバリアフリー」を掲げ、乳幼児から高齢者まですべての家族の健康に優しい家づくりにこだわり続けてきた。今回の「HOMETACT」との連携により、冷暖房費の可視化や音声操作が可能になるなど、より便利で快適な暮らしを提供する。

核家族化が進み、共働き世帯、単独世帯、ひとり親世帯が増える中、様々な家族の住まい方に応えるべく、三菱地所ホームはホームオートメーションを積極的に提供することで、住む人の暮らしを快適にする家づくりをリードしていく方針だ。

また、「HOMETACT」が国土交通省から「次世代住宅におけるスマートホームアプリによる各種家電一括管理先導事業」に採択されたことで、スマートホームの対応機器導入・工事に必要な費用の半額が補助金対象となり、初期コストを抑えることができる。

さらに、2023年10月にオープンした『三菱地所のリフォーム』KIGOCOCHIショールームでは、より多くの機器を「HOMETACT」と連携し、機能のアップデートを実施。今後も連携機器を追加し、ストレスフリーで先進的なライフスタイルを提案していく。

三菱地所グループは、「HOMETACT」の導入を通じて、日本の住環境に適したスマートホームサービスを提供し、快適で便利な暮らしを実現していく。