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生成AI活用の最大の壁は会社の仕組み x3dが研修参加企業471社を調査

x3d株式会社は、同社の研修等に参加した企業の役員や従業員を対象に実施した「生成AIマネジメントサーベイ」の集計分析レポートを公開した。回答企業471社のデータを分析したところ、生成AI活用を阻む最大の要因は社員の意識やスキル不足ではなく、社内ルールや予算といった会社の仕組み(インフラ)の未整備であることが明らかになったとしている。

意識やスキルより会社の土台が最も低いスコアに

調査では、生成AI活用力をマインド(意識)、スキル(技術)、インフラ(環境)の3要素で数値化している。100点満点換算の平均スコアは、マインドが69.4点、スキルが60.7点だったのに対し、インフラは54.1点と最も低い結果となった。

また、組織単位で3観点を算出できた142社のうち59.2%にあたる84社で、最もスコアが低い領域がインフラであった。個人単位の集計でも、772名中438名(56.7%)でインフラが最も低い結果となり、組織と個人の双方で同様の傾向がみられた。

6割が触っただけで停滞し推進役候補は3割強

調査対象者のうち60.1%(772名中464名)が、生成AIを一度触ったもののたまにしか使わず、業務のやり方が変わらない状態にとどまっていることが判明した。さらに、活用度と周囲へ広げる姿勢の双方が一定水準(100点満点で60点)以上である推進役の候補は、687名中233名(33.9%)にとどまっている。

一方、AI活用や推進に予算を確保している企業群では個人スコアの中央値が61.6点(n=137)となり、予算がない企業群の49.7点(n=243)と比べて11.9点高い結果となった(相関関係r=0.57、n=380)。予算がある企業群では、最も弱い観点が土台から使いこなしの段階へと移行する傾向がみられるものの、同社はこれが因果関係を断定するものではないとしている。

活用定着に向けた優先順位と代表コメント

同社は調査結果を踏まえ、全社員に向けて利用可能なツールや入力可能な情報、申請ルールの明確化を研修より優先して行うことや、成功事例を共有する場の設置などを推奨している。

同社代表取締役の武石幸之助氏は、活用が進まない原因を社員の意識の低さとする見方に対し、数値上は意欲よりも会社の土台が低いことを指摘したうえで、まず出すべきは研修の案内ではなく利用ルールを明示したメッセージであると述べている。

調査概要と会社概要

本調査の概要は以下の通りである。

  • 調査名:生成AIマネジメントサーベイ 集計分析(2026年)
  • 調査主体:x3d株式会社(自社調査)
  • 調査期間:2024年8月21日〜2026年6月26日
  • 調査対象:x3dの研修等に参加した企業の役員・管理職・一般社員
  • 回答企業数:471社(回答者数1,328名)
  • 集計基準日:2026年8月16日

x3d株式会社の概要は以下の通りである。

  • 会社名:x3d株式会社(クロスサード)
  • 代表取締役:武石 幸之助
  • 設立:2023年1月6日
  • 資本金:3,500万円
  • 所在地:東京都港区芝大門1-3-4 グランファースト芝大門6階
  • 実績:累計支援1,800社以上、受講者延べ5,000名以上、受講満足度99%

本記事はx3d株式会社の発表をもとに作成。

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