Dellows News

フジモリ産業と竹中工務店 抗菌や抗ウイルス性能持つ空調ダクトを共同開発

フジモリ産業株式会社は、株式会社竹中工務店と共同で、空調ダクト内の衛生性向上を目的とした保温付フレキシブルダクト「ラクレックス®」を開発しました。抗菌・防カビ・抗ウイルス性能を備えており、病院や福祉施設、宿泊施設、生産施設、住宅など室内空気質が重視される建築物への普及を目指します。

開発の背景と製品の特長

近年、建築物における室内空気質への関心が高まる中、ダクト内部に付着・増殖する細菌やカビが室内環境や健康に及ぼす影響が課題とされていました。従来の保温付フレキシブルダクトでは、長期使用によるダクト内面の微生物増殖や、清掃・メンテナンスの負荷が懸念されていました。

「ラクレックス®」は、ダクト内面に抗菌性能を付与することでこれらの課題解決を図った製品です。銅ゼオライトを繊維内部で高密度に結晶化させた特殊抗菌繊維を抗菌不織布として内面に採用し、効果の長期持続を図っています。また、抗菌不織布と20K・25mm厚のグラスウール断熱材を組み合わせることで施工性や消音性、保温性を確保したほか、不燃材料認定(不燃認定番号:NM-4038-2)も取得しています。

気流が少ない環境でも維持される衛生性

本製品は、夜間の空調停止時や低風量運転時など、空気の流れが少ない、または滞留しやすい環境下でも抗菌性能が発揮される点が特長です。

抗菌不織布の基本性能については、JIS L 1902(菌液吸収法)、JIS Z 2911(かび抵抗性試験)、および抗ウイルス性能を評価するISO 21702において外部機関による確認を受けています。なお、すべての微生物に抗菌効果が認められるわけではなく、製品の使用が病気の改善や感染予防を保証するものではないとしています。

今後の展開と販売目標

フジモリ産業では、医療・福祉施設や宿泊施設、生産施設、住宅などを中心に提案を行い、空調システム全体の衛生性向上に向けた展開を進める方針です。同製品の年間販売量としてダクト面積1万平方メートルを見込んでいます。

発表元の概要

  • 社名:フジモリ産業株式会社
  • 所在地:東京都新宿区西新宿1丁目23番7号 新宿ファーストウエスト10F
  • 代表者:代表取締役社長 久下典宏
  • 設立:1951年(昭和26年)3月2日
  • 事業内容:建築・土木工事用資材の製造・販売並びに工事、プラスチック原料・製品並びに関連機械の国内販売及び貿易

本記事はフジモリ産業株式会社の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間