BtoB企業の4割が理想のリード獲得に課題

株式会社IDEATECHが、リード獲得のための施策を実施しているBtoB企業の経営者100名を対象に実施した「BtoB経営者のリード獲得に関する課題調査」の結果が発表された。

調査によると、リード獲得のために実施している施策として、「広告」が39.0%、「SNS」が36.0%、「展示会」が32.0%という回答が上位を占めた。一方で、現在実施している施策の中で最も効果を感じている施策は、「展示会」と「SNS」が同率1位となった。

しかし、42.0%の経営者が「獲得リード数の観点」で、現在理想通りのリード獲得ができていないと回答。その原因として、「施策がターゲットに刺さっていない」が40.5%で最多となった。さらに、41.0%が「獲得リードの質の観点」でも理想通りのリード獲得ができていないと回答しており、「施策がターゲットに刺さっていない」や「リードのフォローアップが不十分」などが要因として挙げられた。

リード獲得にあたって感じている課題としては、「リードの数が不足している」が43.0%で最も多く、次いで「リードの育成が難しい」が26.0%、「リードの質が低い」が22.0%という結果となった。課題解決のために実施していることとしては、「ターゲットの見直し」が38.4%、「新しい施策実施の検討」が29.1%、「マーケティング予算の増額」が26.7%などが挙げられている。

今回の調査結果から、BtoB企業の経営者の多くがリード獲得に関して課題を抱えていることが明らかになった。効果的なマーケティング施策の検討や、ターゲットに刺さるコンテンツの制作、リードのフォローアップ体制の強化などが求められていると言えるだろう。