ローソン銀行ATMでWAONチャージが可能に
ローソン銀行とイオンフィナンシャルサービスは2024年7月1日から、ローソン銀行のATM新型機でイオンの電子マネー「WAON」への現金チャージサービスを開始した。これまでWAONへの現金チャージが可能なATMはイオン銀行のみだったが、ローソン銀行の新型ATMが加わることでチャージ可能な場所が拡大し、さらに便利になる。
ローソン銀行の新型ATMは、近距離無線通信技術(NFC)を搭載しており、現行のATMで提供しているQRコード決済アプリへの現金チャージに加え、電子マネーなどの非接触決済アプリやカードへの現金チャージが可能となった。2024年1月から全国のローソン店舗や商業施設などに順次導入され、6月末時点で約1,400台が設置されている。
一方、イオンの電子マネー「WAON」は2007年4月の誕生以来、”いつでも・どこでも・誰でも”気軽に利用できる生活者の電子マネーというコンセプトのもと、利用場所の拡大を進めてきた。スピーディーな決済や小銭の出し入れが不要となる利便性などが評価され、累計発行枚数1億枚を突破し、全国137万カ所以上のWAON加盟店で利用可能だ。
ローソン銀行ATM新型機でのWAONへの現金チャージは、1,000円以上1,000円単位で行える。ただし、WAONの残高上限額以上の金額を入金することはできない。また、チャージ手続き完了後の取り消しや返金はできないため注意が必要だ。
イオンフィナンシャルサービスとローソン銀行は今後もキャッシュレス決済を推進し、消費者に便利で安心なサービスを提供していく方針だ。