PIX4Dの3次元計測ソリューション、国交省NETISで有用な技術に認定
Pix4D株式会社が提供する3次元計測ソリューション「PIX4Dシリーズ」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)において最高水準の評価区分である「有用な技術(登録番号:KT-230067-VE)」に認定された。同省の新技術活用評価会議による事後評価を経て決定された。現場での活用効果調査では、全体の93%が継続活用の意向を示した。

評価対象となった「PIX4Dシリーズ」は、スマートフォンで取得した位置情報と画像データから、距離・面積・体積の計測と3次元モデル化を実現する技術である。従来の土木・建設現場におけるトータルステーション(TS)やGNSSレシーバーを用いた測量や手作業の集計に対し、スマートフォンで計測しクラウドへ送信することで自動的に3次元モデル化できる。
全国の整備局での活用実績をもとに事後評価が行われ、従来技術に比べ優れていることが確認されたため、「今後の活用調査および事後評価は実施しない」とする「有用な技術(-VE)」に認定された。これにより、施工業者は活用後の事後評価に伴う調査手続きが不要となり、全国の公共工事へ導入しやすくなる。
活用効果調査における4つの評価と継続利用意向
実証結果に基づき、以下の4項目で評価を獲得したとしている。
- 経済性の向上:スマートフォンと作業員1名で計測が完結し、測量人員の削減につながる
- 工程の短縮:計測可能な3次元モデルが自動生成され、集計作業の手間が減少する
- 施工性の向上(省力化・省人化):専門機器の設置が不要で短時間の計測が可能
- 品質・出来形の向上:高精度な測量データを3Dモデル化し、土量などを正確に把握できる
全国の工事現場を対象にした活用効果調査では、「今後、当該技術を活用出来る工事に活用したいか」という問いに対し、「今後も是非活用したい」が65%、「活用を検討したい」が28%となり、合計93%の現場が継続活用に前向きな回答を示した。
主な製品構成と今後の展望
PIX4Dシリーズは、スマートフォンでの計測のほかドローンによる空撮データの処理にも対応している。現場の用途やセキュリティ要件に合わせ、データ取得用モバイルアプリ「PIX4Dcatch」、クラウド処理・共有プラットフォーム「PIX4Dcloud」、PC用写真測量ソフトウェア「PIX4Dmatic」などを連携して利用できる。

Pix4D株式会社日本オフィス代表のジスモンディ・マテオ氏は、「今回の事後評価において『品質・出来形』の向上が公的な形で認められたことは、日頃から精度を第一に妥協なく開発に努めてきた私たちにとって、これ以上ない励みとなります」とコメントしている。
NETIS登録概要および会社概要
- 新技術名称:モバイル端末による3次元計測ソリューション「PIX4Dシリーズ」
- NETIS登録番号:KT-230067-VE
- 会社名:Pix4D株式会社(本社:スイス・ローザンヌ、日本所在地:東京都渋谷区東1丁目3-10 いちご渋谷イーストビル 5F)
- Webサイト:https://www.pix4d.com/jp
本記事はPix4D株式会社の発表をもとに作成しています。
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