ヴァル研究所、駅すぱあと API MCPサーバーに範囲探索機能を追加
経路検索サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所(東京都杉並区、代表取締役:菊池宗史)は、2026年9月3日に「駅すぱあと API MCPサーバー」の機能追加アップデートを実施し、新たに範囲探索機能をリリースした。
今回のアップデートにより、AIエージェントに「駅すぱあと API MCPサーバー」を連携させることで、駅や住所、座標を起点としたエリア検索が、対話型AIを通じた自然なプロンプトから直接実行できるようになる。
追加された新機能の概要
今回のアップデートで追加された主な機能は以下の通り。
- 範囲探索:ある鉄道駅から、指定した所要時間や乗換回数内で行ける鉄道駅の一覧を取得する
- 住所情報からの周辺駅検索:住所情報から半径を指定し、指定範囲内に存在する周辺駅の情報を取得する
- 緯度経度からの周辺駅検索:座標情報から半径を指定し、指定範囲内に存在する周辺駅の情報を取得する

想定される活用シーンと効果

この機能連携により、「新宿まで30分以内で通える駅一覧を教えて」「特定の住所(座標)から10分以内で到達できる駅一覧を教えて」といった指示をAIエージェント経由で実行可能となる。
不動産や求人サービスにおける通勤時間からの物件検索や求人マッチングの強化、店舗や拠点での急な欠勤に対応する出勤可能スタッフの検索・人材配置など、多様なビジネスシーンにおける開発コストの削減が期待できるとしている。

「駅すぱあと API MCPサーバー」は、AIと「駅すぱあと API」を連携させるツールで、標準規格であるMCP(Model Context Protocol)に対応している。AIエージェントや既存サービスへの組み込みを容易にし、開発工数の低減を図る。
AIが誤った情報を提示する「ハルシネーション」により運賃や経路の正確性が損なわれる課題を解決し、正確な経路情報の提供や自然言語での対話を通じたアプリケーション開発を支援する。AIエージェントが指示に基づいて適切なAPIパスやパラメータを指定して実行するため、手動やプログラム経由での呼び出しの手間が不要となる。
「駅すぱあと」は、1988年に日本で最初(公共交通機関の経路検索サービスとして、自社調べ、調査年月:1988年2月)に発売された経路検索サービスである。35年以上にわたり、公共交通機関を用いた最適経路および運賃情報を提供しており、法人向けサービス連携を含めて12万社以上の取引実績を持つ。
株式会社ヴァル研究所の概要は以下の通り。
- 商号:株式会社ヴァル研究所
- 代表取締役:菊池 宗史
- 所在地:東京都杉並区高円寺北2-3-17
- 設立年月日:1976年7月26日
- 資本金:4,100万円
本記事は株式会社ヴァル研究所の発表をもとに作成。
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