投資層の65%が老後資金に不安 暗号資産の割合は74%が0% Clabo調査
東京都港区に本社を置く株式会社Claboは、新NISA口座を保有しているか老後資金を意識した投資を行っている男女600名を対象に、資産形成の実態と暗号資産(仮想通貨)の位置づけに関する調査を実施した。調査の結果、老後の生活資金に不安を感じている人が65.2%に上り、準備状況についても53.9%が不十分または未着手と回答した。一方、資産に占める暗号資産の割合は74.7%が0%と答えており、資産形成層における暗号資産の組み入れは限定的な状況が示されている。


老後資金への不安は65.2% 必要額は2,000万〜5,000万円が最多

老後の生活資金に対する不安度についての設問では、「やや不安」と「非常に不安」を合わせた65.2%(391名)が不安を感じていると回答した。

老後に必要だと考える資金額については、「2,000〜3,000万円」と「3,000〜5,000万円」を合わせた48.3%(290名)が2,000万円から5,000万円の範囲を想定している。一方で「わからない」とする回答も13.5%あった。


老後資金の準備状況に関しては、「不十分」(45.2%)と「まだ未着手」(8.7%)を合わせた53.9%が準備が十分でない状態にあると答えた。


運用中心は個別株や新NISA 暗号資産の組み入れは25.3%
現在行っている資産運用(複数回答)では、個別株(59.0%)やインデックス投信(32.8%)が中心となった。暗号資産に関する項目は「ガチホ(暗号資産の長期保有)」が8.8%、「ステーキング」が4.8%にとどまった。
新NISAの活用状況については、「成長枠も活用している」「一部のみ活用している」「積立枠をフル活用している」を合わせた70.0%(420名)が何らかの形で利用していると回答した。
資産配分のうち暗号資産が占める割合は「0%」が74.7%を占めた。組み入れている割合は25.3%(152名)で、その内訳は「〜5%」が13.7%、「5〜10%」が8.2%、「10%以上」は3.5%(21名)となった。
ステーキング報酬を老後資金の一部として活用する意向については、「考えていない」が65.3%(392名)で最多となった。次いで「一部なら活用したい」が17.2%(103名)、「不安はあるが検討する」が11.7%(70名)、「積極的に活用したい」が5.8%(35名)と続いた。
この意向を暗号資産の保有割合別に見ると、割合が「0%」の層(448名)では80%が「考えていない」と答えた一方、「〜5%」の層(82名)では61%、「5〜10%」の層(49名)では70%が「積極的に活用したい」または「一部なら活用したい」と回答し、保有経験の有無によって活用意向が分かれた。
老後資金組み込みへの懸念は「価格変動」が68.0%
暗号資産を老後資金に組み込むうえで不安に感じること(複数回答)としては、「価格変動」が68.0%で最も多く挙げられた。次いで「ハッキング」(41.8%)、「税金」(28.0%)、「規制」(20.3%)、「相続」(12.5%)となり、「不安はない」は17.3%であった。
調査概要
- 調査名:資産形成スタイルと老後不安の実態調査
- 調査対象:新NISA口座を保有、または老後資金を意識した投資をしている男女
- 有効回答数:600名(回答者本人の自己申告に基づく集計)
- 調査期間:2026年5月
- 調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケート)
- 実施機関:株式会社Clabo(代表取締役:上野 育真)
本記事は株式会社Claboの発表をもとに作成しています。
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