Z世代の約8割がSNSでMBTI投稿に接触 Z-SOZOKEN調査
Fiom合同会社が運営するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、「Z世代のMBTI診断について」と題した調査研究レポートの第4章を公開しました。全国の18歳から24歳のZ世代500名を対象にアンケートを実施したところ、78.4%がSNS上でMBTI関連の投稿を閲覧している実態が明らかになりました。閲覧者の多くは検索ではなくフィード経由で受動的に接触しており、コンテンツとしては「あるある動画」などが好まれています。
8割弱がSNSで接触、受動的な閲覧が多数派
SNSでMBTI関連の投稿を見ていると回答した割合は全体の78.4%でした。内訳は「流れてきた時に見る」が60.2%、「自分で検索して見る」が18.2%となり、自ら探す層よりもフィード上で偶然接触する層が上回っています。「ほぼ見ない」と回答した人は21.6%でした。
よく見るコンテンツの内容としては、「あるある動画」が68.3%で最多となり、「相性診断」が43.4%、「恋愛・人間関係分析」が36.3%と続きました。一方で、仕組みを説明する「診断の解説」は17.5%にとどまっています。

なお、本調査における「MBTI」は、回答者が日常的にMBTIと呼ぶ無料の「16Personalities」診断や4文字タイプを使ったSNSコンテンツを含んでおり、正式なMBTI assessmentの受検経験を示すものではないとしています。



レポートでは、MBTIコンテンツが共有される背景として、投稿内に自分を見つける「自分ごと化」と、友人を思い出す「他者ごと化」が同時に起きる構造を挙げています。「これ私だ」と感じた後に「あの人っぽい」と友人を思い出し、送信やタグ付けを行うことで、会話や別の日常場面での再利用へとつながるとしています。

シェアされる投稿の条件としては、以下の4点が挙げられています。
- 学校や恋愛、アルバイトなど経験のある日常の場面を扱うこと
- 表情やセリフを少し誇張し、共感やツッコミを生みやすくすること
- コメントできる余白を残すこと
- 1タイプを数秒で見せ、次々に自分や友人を探せる短いテンポであること
接触熱量によって分かれる関連商品への関心度
SNS上での接触状況によって、MBTI関連商品への関心度には開きが見られました。
自分で検索してよく見る「アクティブ探索層」(全体の18.2%)における商品関心は82.4%に達した一方、流れてきたら見る「フィード享受層」(同60.2%)では53.8%、ほぼ見ない「低接触層」(同21.6%)では22.2%となっています。

Z-SOZOKEN所長を務めるFiom合同会社CEOの竹下洋平氏は、MBTI投稿の価値は情報量だけでなく誰かと共有したくなる点にあると分析し、企業が活用する際は認知の有無だけでなく普段の接触熱量に応じた設計が求められるとしています。
調査概要と運営会社
調査の概要および発表元の情報は以下の通りです。
- 調査名:Z世代のMBTIについての意識調査
- 調査対象:全国のZ世代(18歳〜24歳)
- 調査期間:2025年7月(分析・レポート作成期間:2025年8月〜2026年8月)
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
- 有効回答数:500名
- 調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom合同会社)

Fiom合同会社概要
- 社名:Fiom合同会社
- 所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
- 設立:2021年10月15日
- 代表:竹下洋平

本記事はFiom合同会社およびZ-SOZOKENの発表をもとに作成しました。
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