龍神自動車、熊野古道の定期観光バスで新コースを2026年10月に運行開始へ
和歌山県田辺市に本社を置く龍神自動車は、定期観光バス「てぶらで語りべと歩く熊野古道・なかへち」の新たなルートとして、「Cコース 岩神~神域に向かう」を2026年10月1日より運行開始する。熊野古道・中辺路の道湯川橋から発心門王子までの約10kmを、地元の語りべとともに約7時間かけて歩くロングコースとなる。
本格的な熊野古道歩きを求める声に対応
龍神自動車は現在、JR紀伊田辺駅を出発し、地元の語りべの案内とともに熊野古道・中辺路を歩く定期観光バスを運行している。これまでに設定されていた初心者向けのコースに対し、今回の新コースは、より深く本格的に歩きたい参加者向けに企画された。
個人ではアクセスや移動の手配が難しい区間について、JR紀伊田辺駅からのバス移動と語りべの案内を組み合わせることで、参加しやすい行程としている。



担当者は、道湯川橋から発心門王子までの道のりには岩神峠の景色や川のせせらぎ、熊野本宮大社の神域に近づく空気があり、語りべの話を聞きながら歴史と自然を感じられる点が魅力であるとしている。
岩神峠や発心門王子など熊野古道の要所を巡る

新コースの見どころの一つである岩神峠は、男坂を登った先に熊野の山々を見渡す眺望が広がる。峠には岩神王子跡があり、平安時代の古文書『中右記』にも登場する歴史ある場所とされる。
道中では川沿いの古道を歩き、かつて熊野詣の旅人を迎えた宿場町の面影を残す道湯川周辺を通過する。終着地点となる発心門王子は、熊野九十九王子の中でも格式の高い五体王子の一つであり、熊野本宮大社の神域の入口とされている。全行程において地元の語りべが同行し、道中の史跡や歴史について解説を行う。
運行概要と解散後の交通
「Cコース 岩神~神域に向かう」の運行概要は以下の通り。
- 運行開始日:2026年10月1日
- 運行期間:4月1日~11月30日(2026年度は10月1日出発分から運行)
- 歩行区間・距離:道湯川橋~発心門王子、約10km(歩行時間約7時間)
- 集合場所・時間:JR紀伊田辺駅前ロータリー2番バス乗り場、午前7時20分集合(7時30分出発)
- 解散場所・時間:発心門王子バス停、午後4時頃
- 対象:13歳以上(日頃から歩き慣れている方向け)
- 旅行代金:大人(13歳以上)12,500円(税込、片道バス代・語りべガイド代を含む。昼食は各自持参)
- 申込期限:乗車日の5日前まで(発車オーライネット、楽天トラベルで受付)
発心門王子バス停での解散後は、路線バスを利用して川湯温泉、渡瀬温泉、湯の峰温泉、熊野本宮大社や紀伊田辺駅方面へ移動できる。対象エリアの宿泊者向けには、有料の荷物当日配送サービスも用意されている。
龍神自動車株式会社の概要
- 会社名:龍神自動車株式会社
- 所在地:和歌山県田辺市
- 代表者:代表取締役 川畑保
- 事業内容:一般乗合旅客自動車運送事業、一般貸切旅客自動車運送事業、旅行事業ほか
本記事は龍神自動車株式会社の発表をもとに作成
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