DG Daiwa Ventures、宇宙データ基盤のTellus Globalに出資
ベンチャーキャピタルのDG Daiwa Venturesは、衛星データをはじめとする宇宙データや分析機能、計算機リソースなどを統合的に提供する株式会社Tellus Globalへ出資した。Tellus Globalは、衛星データプラットフォーム事業をMBO(経営陣による買収)を通じて承継したスタートアップである。今後はプラットフォームを基盤にAI技術との融合を進め、安全保障領域や海外市場への展開を目指す方針だ。
MBOにより事業を承継した衛星データスタートアップ
Tellus Globalは、2018年に経済産業省の研究開発事業から始まった衛星データプラットフォーム「Tellus」を起点としている。2024年にさくらインターネット株式会社の子会社として分社化された株式会社Tellusから、経営陣によるMBOを通じて事業を承継した。
同社は官公庁や研究機関、民間企業などに対し、衛星データの取得、保管、加工、配信、解析環境などを統合したPlatform as a Service(PaaS)を提供している。
衛星データ活用の共通基盤構築に向けた強み
DG Daiwa Venturesは、Tellus Globalが掲げる構想に加え、山﨑秀人代表取締役CEOを中心に宇宙、政策、官公庁との接点、衛星技術、事業開発、ファイナンスやIPOなどの専門性を持つ経営チームを評価し出資を決定した。
軌道上で運用される衛星の増加に伴い衛星データは飛躍的に増加しているが、業務や意思決定に活用するには複数データを統合し継続利用できる基盤が不可欠となる。Tellus Globalは官公庁や研究機関との取り組みで培った知見を活かし、衛星や地理空間データを活用可能な状態にする共通基盤を構築していくとしている。
AI解析や安全保障、海外展開の支援へ
DG Daiwa Venturesは、衛星データPaaSを起点としたAIによる解析や判断支援、安全保障、防災、海外への事業展開を支援し、同社の成長を後押ししていく方針を示している。
両社の概要
株式会社Tellus Global
- 設立:2026年2月
- 代表者:代表取締役CEO 山﨑 秀人
- 所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル
- 事業内容:衛星データ等の宇宙データ、分析機能、計算機リソース等を統合したPaaSの提供
- WEBサイト:https://global.tellusxdp.com/
DG Daiwa Ventures
- 事業内容:シードおよびアーリーステージのスタートアップを中心とした投資業務
- 本拠地:東京
- WEBサイト:https://dg-daiwa-v.com/
本記事はDG Daiwa Venturesの発表をもとに作成。
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