ペットの防災対策は約2割 AIRBUGGY PETが日常用品を活用した備えを提案
株式会社GMPインターナショナルが展開するブランド「AIRBUGGY PET」は、防災の日を契機に、普段の暮らしで使っている愛用品を災害時の備えとして見直す提案を発表した。ペットのための防災対策を実施している飼い主が約2割にとどまる現状を受け、特別な防災用品の準備だけでなく、日常の延長でできる備えの重要性を呼びかけている。

約8割が具体的な備えなし 日常品のローリングストックを推奨

アイペット損害保険が2026年3月に発表した犬・猫の飼育者1,000名を対象とした調査によると、ペットのための防災対策を「している」と回答した飼い主は20.2%にとどまり、約8割が具体的な備えができていない実態が明らかになっている。

同ブランドは、新たに特別な防災グッズを揃える前に、普段から使用しているフードや水、リード、キャリーなどを災害時にも使える状態にしておくことを提案している。東京都が案内するペット用備蓄の目安として、フードや水は最低5日分、できれば7日分以上の確保が推奨されている。普段の食事量を基準にしたローリングストックや、体重に応じた飲水量の把握(犬の場合は体重1kgあたり1日約50mlが目安)など、日頃からの準備が求められる。


多頭飼育時の移動手段と避難先での居場所の確保
災害時の同行避難においては、受け入れルールや避難経路を事前に確認しておく必要がある。特に多頭飼育の家庭では、1人で複数のペットと避難用品を運べるかどうかのシミュレーションが重要となる。


車が使えず平坦で安全な経路が確保できる場合には、普段使いのペットカートが移動手段の選択肢のひとつになり得るとしている。ただし、ペットの体格や頭数により使用可能範囲は異なり、瓦礫や浸水、段差の多い場所での使用は推奨されていない。また、環境省や東京都が呼びかけるように、避難所などの慣れない環境でペットが落ち着いて過ごせるよう、日頃からキャリーやコットの中で過ごすことに慣れさせておくことも重要となる。
持ち物の準備に加え、ペットとはぐれてしまった場合に備えた情報の見直しも推奨されている。迷子札やマイクロチップの登録情報、飼い主の連絡先が最新であるかを確認するほか、ペット単体の写真や飼い主と一緒に写っている写真をスマートフォンに保存しておくことが有効だとしている。


防災の視点にも対応する製品展開と企業概要
AIRBUGGY PETでは、日常のお出かけから避難時の移動まで対応する各種製品を展開している。

- DOME3シリーズ(ペットカート):耐荷重10kgの「SMALL」から、シリーズ最大となる耐荷重22kgで深型コットを採用した「XL SET」まで4サイズを展開。
- 3WAY BACKPACK CARRIER(多機能キャリー):背負う・前抱き・肩掛けの3通りで使用可能。「REGULAR」(耐荷重10kg/適応体重約6kg)と「WIDE」(耐荷重15kg/適応体重約9kg)の2サイズを展開。
株式会社GMPインターナショナルは2002年2月設立、東京都渋谷区富ヶ谷に本社を置き、代表取締役は原口敬太氏が務める。3輪ベビーカーやペットカートの製造・販売などを手掛けている。
本記事は株式会社GMPインターナショナルの発表(参照:環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」、東京都、アイペット損害保険株式会社の公表情報)をもとに作成。
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