KDDI、NFTプロジェクト「Live Like A Cat」の法人スポンサーに就任
株式会社KDDIは、NFTプロジェクト「Live Like A Cat(LLAC)」の法人スポンサーに就任した。KDDIは2024年3月に開催された同社のメタバース・Web3サービス「αU」の関連イベントでLLACとコラボレーションしており、LLACのNFTを10体購入している。両者は今後も連携を深め、イベント開催など新たな取り組みを実施していく予定だ。
KDDIとLLACは2024年3月、バーチャル空間でショッピング体験ができる「αU place」内の「2GPOPUP STADIO」でLLACのバーチャルPOPUPショップを展開し、来場者に限定NFTを配布した。7日間で5,369枚が受け取られた。また、NFTマーケットプレイス「αU market」のサービス提供開始1周年イベントの一環として開催されたオンライントークセッションに、LLACファウンダーのしゅうへい氏が登壇し、数千人が同時視聴するなどSNSでも大きな話題となった。
KDDIは「αU」でクリエイターコミュニティとの連携強化を図るため、日本発のNFTプロジェクトである「LLAC」と「CNP(CryptoNinja Partners)」のNFTを購入・保有し、法人スポンサーに就任した。LLACではKDDIとの協力のもと、イベント開催など新たな取り組みを行っていく予定で、詳細は決まり次第随時アナウンスされる。
LLACは「猫のように生きる」をコンセプトとしたWeb3時代のライフスタイルブランドで、2022年12月にブランドに紐づいた22,222匹の猫のNFTをローンチした。2024年3月時点での累計取引高は2,131ETH(約12億円)と、グローバルな人気コレクションとなっている。リードデザイナー猫森うむ子氏の描くコンセプチュアルでダサかわいさもある猫は、その高いアート性から多くの人から高い評価を受けている。
これまでブランドとして、渋谷パルコ2G TOKYOでのポップアップ(2回)、静岡NFTアート展、新宿ピカデリーポップアップなどを開催し、累計3,000人以上の動員を記録。またアパレルやライフスタイルアイテムだけでなく、愛媛県今治市にコワーキングスペース「LLACハウス」の建設を進めており、総工費は約8,000万円、完成は2024年10月の予定だ。今治市のNFTを使ったデジタル関係人口創出の企画にも積極的に参画するなど、「生き方のアップデート」というミッションを様々な側面から進めている。