Local BridgeがAIおでかけアプリ配信開始 自治体向けPoCも募集
合同会社Local Bridgeは2026年9月1日、AIを活用したルート提案とデジタルマップを組み合わせたおでかけアプリ「ろかとらべる」の配信を開始した。旅行者の移動や情報収集の負担を減らし、地域への回遊を促進する。あわせて自治体向けにGPS行動ログを活用した人流可視化機能などを提供する管理ダッシュボードを公開し、実証実験(PoC)パートナーの募集を始めた。

旅行者の回遊を支援する「ろかとらべる」の主な機能

「ろかとらべる」は、旅行者が定番以外のスポットにも足を伸ばせるよう支援するアプリである。主な機能として以下を備えている。

- AIルート自動生成:チャットを通じて最適な旅行スケジュールを約30秒で提案し、移動時間を自動計算して実現可能なルートを作成する。
- 文脈特化マップ:アニメや音楽、インフルエンサーなどのテーマに特化したスポットを5000箇所以上登録している。2026年9月末までに全国の自治体公式観光スポットも順次実装する予定である。
- お土産提案:現在地やルートに合わせて特産品を提案し、周辺の購入可能店舗を案内する。

今後は、GPSやNFCタグを利用してチェックインできるデジタルスタンプラリー機能や、起動やチェックインで特典と交換できる「ろかポイント」機能の開発・実装を予定している。
自治体・DMO向けスタンプラリーとデータ管理機能

自治体やDMO向けには、観光周遊を促しながらデータを収集・分析する仕組みを提供する。
デジタルスタンプラリー機能「ろからりー」では、NFCタグやGPSによるチェックインに対応し、夜間周遊や宿泊を条件に設定することで地域内の滞在時間創出を図る。


また、データ一元管理ダッシュボード「ろかでーた」では、参加者の移動データを集積・分析する。人の密集エリアを直感的に把握できるヒートマップ機能や人気の王道ルートの特定、県外来訪者の割合や性別・年代などの属性フィルターを用いた分析が可能となっている。

同社は「ろかID」を通じて関係人口を創出するプラットフォームへの発展を掲げており、特産品EC「ろかぎふと」や移住促進「ろからいふ」との連携を予定している。
また、「ろからりー」および「ろかでーた」を活用した実証実験が決定しており、近畿地方の観光都市での回遊性向上に向けた取り組みや、福岡市で開催されるテックイベントでの行動データ取得などを先行して実施する予定である。
アプリはiOS版が配信されており、Android版は近日公開予定としている。ローンチ記念として2026年9月末までの期間は暫定的にすべての機能が無料で利用できる。10月以降の料金体系は改めてアプリ内や公式サイトで案内される予定である。
本記事は合同会社Local Bridgeの発表をもとに作成。
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