Dellows News

資産運用ナビが年金の繰り下げ繰り上げシミュレーションを公開

アドバイザーナビ株式会社が運営する資産運用の相談サイト「資産運用ナビ」は、公的年金の受給開始時期を比較できる「年金の繰り下げ・繰り上げシミュレーション」を公開しました。

ねんきん定期便の見込み額を入力することで、公的年金を60〜75歳のうち何歳から受け取り始めるかにより、毎年の手取り額や生涯で受け取る合計額の変化を算出できます。税金や保険料を差し引いた手取りベースで、65歳受給開始と比較した損益分岐点となる年齢などを確認できるツールとなっています。

開発の背景と損益分岐点の違い

資産運用ナビは、相談内容や地域、金融資産、提携証券会社などの条件からIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)を検索し、無料で相談できるサイトです。

公的年金の受給開始は65歳が基準とされていますが、60歳から75歳までの間で時期を選択できます。1962年4月2日以後に生まれた人の場合、65歳より繰り下げると1か月ごとに0.7%増額し、繰り上げると1か月ごとに0.4%減額されます。

一方で年金額が増えると税金や保険料の負担も増すため、手取りで比較した損益分岐点は額面基準より遅くなります。1967年1月生まれの男性で65歳からの年金が年200万円の場合、70歳受給開始の損益分岐点は額面で81歳11か月、手取りでは85歳11か月となる入力例が示されています。配偶者の加給年金や在職老齢年金などを含めた比較を容易にする目的で本機能が用意されました。

利用者が生まれた年月と性別、ねんきん定期便にある65歳受給見込み額(老齢基礎年金・老齢厚生年金の年額)、比較する年齢(60歳〜75歳)、未就業期間の健康保険の種類を入力すると、結果が表示されます。

主な確認項目と機能は以下の通りです。

  • 受け取り始める年齢ごとの毎年の手取り、年金の増減率
  • 65歳受け取り開始と比較した損益分岐点(額面と手取り)
  • 手取り累計額の推移グラフ
  • 厚生労働省「令和6年簡易生命表」に基づく80歳・85歳・90歳・95歳までの生存割合および早期死亡時の受給合計額
  • 加給年金の有無や配偶者控除を反映した計算
  • 60歳以降の給料と勤務期間に応じた在職老齢年金の反映
  • 老齢基礎年金と老齢厚生年金を異なる年齢で受給する組み合わせの比較

また、毎月の生活費や就労収入、生活費に充当できる預貯金・運用資産、運用利回り(0%・1%・2%)を入力することで、70歳・90歳時点の資産残高や資産が尽きる年齢の試算も可能です。

あわせて、年金の増減率がわかる早見表や受給選択の基礎知識も掲載されています。計算は2026年度の年金額・制度を基準とし、毎年4月の改定は含まれません。受取年金は運用しない前提で、手取りは東京都特別区の単身者を想定した税・保険料率により算出されており、実際の金額を保証するものではありません。

今後の展開

アドバイザーナビ株式会社は今後について、シミュレーションや掲載情報の充実を進めるとしています。また、繰り下げ期間中の生活費の捻出方法や年金と他資産の組み合わせなどについて、IFAへ相談しやすい仕組みづくりにも取り組む方針です。

  • 会社名:アドバイザーナビ株式会社
  • 代表取締役:平 行秀
  • 設立:2019年5月29日
  • 所在地:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町8-1 FinGATE TERRACE
  • 事業内容:富裕層とIFAのマッチング事業・人材紹介業・IFAのコンサルティング事業

本記事はアドバイザーナビ株式会社の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間