たけびしの中間連結決算は増収増益 通期業績予想の上方修正と増配も発表
京都市右京区に本社を置く株式会社たけびしは10月30日、2027年3月期第2四半期(中間期)(2026年4月-9月)の連結決算を発表しました。売上高は前年同期比21.6%増の635.03億円、営業利益は同62.0%増の31.99億円となり、大幅な増収増益を記録しています。創立100周年を迎えた同社は、AI・半導体関連分野の需要拡大を捉えたソリューション展開に注力しました。
主力のFA・デバイス事業が大幅増益を牽引
セグメント別の業績では、FA・デバイス事業の売上高が前年同期比22.0%増の460.85億円、営業利益が同71.6%増の24.62億円と好調に推移しました。
産業機器システム分野においては、AI・データセンター向けを中心にFA機器の販売が増加し、売上高が前年同期比21.6%増となりました。半導体・デバイス分野についても、産業用PC及び電源機器の販売増加に加え、インド・東南アジアにおけるデータセンター及び車載関連向け電子部品の堅調推移により、売上高が同22.5%増となっています。
社会・情報通信事業も医療機器や空調更新需要で伸長
社会・情報通信事業は、売上高が前年同期比20.4%増の174.18億円、営業利益が同36.6%増の7.37億円となりました。
分野別では、社会インフラ分野において医療用診断装置の好調や放射線がん治療装置の保守ビジネス増加が見られたほか、エアコンの2027年問題に伴う更新需要等で空調機器が伸び、売上高は前年同期比25.9%増となりました。また、情報通信分野では携帯電話やOA機器、セキュリティ商材の販売が伸長し、売上高が同7.3%増となっています。
中間期の連結損益全体では、経常利益が前年同期比53.0%増の33.56億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同49.3%増の22.47億円となりました。
通期連結業績予想を上方修正、年間配当は95.00円へ増配予定
中間期の実績を踏まえ、通期の連結業績予想の上方修正も発表されました。AI・半導体関連の旺盛な需要や2社の子会社化の影響等により、業績が当初想定を上回って推移しているためとしています。
修正後の通期連結業績予想は以下の通りです。
- 売上高:1,270.00億円(前回予想1,187.00億円、前期比15.6%増)
- 営業利益:53.00億円(前回予想48.50億円、同29.8%増)
- 経常利益:55.00億円(前回予想51.70億円、同23.5%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:36.20億円(前回予想34.60億円、同22.4%増)
なお、年間配当予想については、前期の実績である72.00円から増配となる95.00円を予定しています。
本記事は株式会社たけびしの発表をもとに作成しています。
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