リプラス、災害に強い高耐久NAS導入強化月間を開始 データ保護環境の構築支援へ
6万件以上のデータ復旧実績を持つ株式会社リプラスは、2026年9月より「災害に強い高耐久NAS導入強化月間」を開始した。データ復旧の視点から特定の機器1台のみにデータを保存する危険性に警鐘を鳴らし、より安全なデータ保護環境(デジタル防災)の構築を支援する。
単一メディア保存に潜むデータ消失リスク

日常業務において広く使われているUSBメモリ、SDカード、PC本体、外付けHDDやSSDといった単一メディアには、それぞれ固有の物理的リスクが存在する。
- USBメモリ・SDカード:持ち運びによる紛失や破損リスクが高く、長期間の非通電によるデータ自然消失や静電気・端子不良による破損が起こりやすい。
- PC本体:日常的な稼働に伴う内蔵ストレージの経年劣化によるクラッシュや、ランサムウェア等のマルウェア感染によるデータ暗号化のリスクを抱える。
- 外付けHDD・SSD:安全な取り外しを行わないことなどによる論理障害が発生しやすいほか、HDDは可動部を持つため衝撃によるヘッドクラッシュなどの物理障害リスクがある。

単一の記録媒体にのみデータを保存している場合、機器の故障や火災・水害などの災害、盗難によってデータ全体を喪失する恐れがあるため、複数の保存先へデータを分散させることが重要とされている。

データ消失リスクを低減するためのバックアップ設計指針として「3-2-1ルール」がある。これは以下の3つの要素で構成されている。

- データを3つ保持する(オリジナル1つに加えてバックアップ2つを用意)
- 2種類の異なる保存先・メディアを利用する(NASとクラウドストレージの組み合わせなど)
- 1つは別の場所(オフサイト)に保管する(オフィス外への保管で同時被害を防止)
この指針に基づき複数のコピーを異なる場所に保管することで、機器の故障だけでなく誤操作やランサムウェア、自然災害など多様なリスクへの備えにつながる。

QNAP製NASとクラウドストレージを活用した保護環境
リプラスでは、データ消失リスクを低減する手段としてNAS(ネットワークHDD)の導入を推奨している。複数のHDDを搭載できるQNAP製NASを活用することで、以下の機能を利用できる。


- RAIDシステムによる冗長化:複数のHDDを1つのドライブとして認識させ、1台が故障しても残りのHDDからデータを維持・復旧する。
- 自動バックアップ機能:手動でのコピー作業を排し、スケジュール設定により定期的なバックアップを自動実行して取り忘れを防ぐ。

さらに、社内のメインNASとは別のNASへバックアップを行う運用や、法人向けクラウドストレージ「TENMA」を組み合わせた遠隔地バックアップにより、3-2-1ルールの条件を満たすデータ保護環境を構築できるとしている。
公式ストアでの初期設定済みNAS展開と会社概要

リプラスの公式オンラインストア「Biz DATA BOX」では、性能や耐久性の観点から選定したQNAP製NASと専用HDD(Seagate IronWolfなど)を組み合わせ、初期設定を完了させた製品を取り扱っている。全モデルにデータ復旧保証が付帯する。

主な取扱製品例:
- QNAP TS-233 初期設定済みNAS(個人事業主・SOHO向け、RAID1構築済み、データ復旧保証1年)
- QNAP TS-264 初期設定済みNAS(中小企業向け、高速CPU搭載、データ復旧保証3年)
- QNAP TS-473A 初期設定済みNAS(大容量・高性能モデル、4ベイ、データ復旧保証3年)
同社ではモデル選定やカスタマイズの相談を受け付けているほか、運用保守サービス「GUARDIAN+R」も展開している。
株式会社リプラス 概要
- 代表者:代表取締役社長 柳町 正樹
- 所在地:愛知県名古屋市中村区名駅2-38-2 オーキッドビル5F B-1
- URL:https://www.riplus.co.jp/
本記事は株式会社リプラスの発表をもとに作成。
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