エウレカの調査で判明、20代女性の約3人に1人が生成AIに恋愛相談
マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する株式会社エウレカは、全国の20~49歳の男女6,785人を対象に実施した調査「恋愛インサイト 2026」の結果を公開しました。今回の調査テーマは「生成AI×恋愛」で、20代女性の35.4%が生成AIに恋愛相談を行っている実態などが明らかになりました。
20代の相談先第3位に生成AIが浮上、約8割は「最後は自分で決める」

調査対象となった6つの生成AIサービス(ChatGPT、Gemini、Claude、Microsoft Copilot、Perplexity、Meta AI)のいずれかを利用したことがある人の割合は、20代で77.0%に達しました。性別で見ると20代女性が79.0%、男性が75.1%となっています。また、恋愛相談にAIを活用する「恋愛AI相談層」は20代全体で32.2%となり、性年代別では20代女性が35.4%で最も高い結果となりました。
20代の恋愛・結婚・人間関係の相談先としては、「友人・知人」(37.7%)、「家族」(21.4%)に次いで「生成AI」(18.1%)が第3位に入り、「検索エンジン」(14.2%)や「パートナー・配偶者」(12.6%)を上回っています。
意思決定に関して尋ねたところ、20代の恋愛AI相談層の78.9%が「最後は自分で決める」と回答しました。使い道としては「愚痴や悩みを聞いてもらい、自分の考えや気持ちを整理する」が49.3%で最多となり、20代女性では54.0%でした。20代男性では「デートプランを考える」(33.5%)や「マッチングアプリのプロフィールを作成・改善する」(30.6%)、「告白やデートに誘うタイミング・方法について相談する」(29.6%)が女性の割合を10ポイント以上上回る傾向がみられました。
恋愛や出会いへの行動量に差が生じる「恋AI格差」


20代独身のうち、恋愛AI相談層で「現在、交際中」と答えた人は43.9%となり、AIを使うが恋愛には使わない層(18.0%)やAI未経験層(17.5%)の約2.5倍でした。5年以内に結婚したいと回答した割合も恋愛AI相談層では65.0%に達し、他の2層(23.7%・22.2%)を上回っています。なお、同調査では交際状況とAIへの恋愛相談の因果関係は特定できないとしています。




また、20代の恋愛AI相談層における平均相談先数は2.17個で、他の2層(0.87個・0.81個)の約2.5倍となりました。交際または結婚の意向がある独身において、マッチングアプリや友人の紹介など9つの出会いの活動すべてで恋愛AI相談層が他の層を上回る結果となり、同社はこの積極性の違いを「恋AI格差」と表現しています。



明治大学文学部教授の齋藤孝氏は本調査に対し、恋愛に積極的な人がAIも相談先の一つとして使っていると分析した上で、「人に相談したり、AIで気持ちを整理したりしながら、不確定な未来にみずから踏み出す少しばかりの勇気を抱いてほしい」と述べています。
直近の既婚者ではマッチングアプリきっかけの結婚が増加
出会いや結婚の実態を定点観測する「恋愛・結婚基礎調査」によると、2023年~2025年8月に結婚した人のうち26.1%が「マッチングアプリ/サイト」をきっかけに出会ったと回答しました。同期間に結婚し、結婚前にマッチングアプリを利用した経験がある人に限ると、66.7%がアプリを通じて結婚相手と出会っており、結婚した人全体の10.3%がペアーズをきっかけに出会っています。
さらに、過去1年(2025年9月〜2026年8月、n=153)に結婚した人の集計では、アプリきっかけが30.6%となり、自然に出会ったとする29.0%を上回りました。この期間におけるアプリ利用経験者のアプリきっかけ婚は71.4%、結婚した人全体におけるペアーズきっかけの割合は15.5%となっています。
調査の概要
- 調査名:恋愛インサイト 2026
- 調査期間:2026年8月28日~9月1日
- 調査方法:インターネット調査(インテージ「マイティモニター」よりランダムに抽出)
- 調査対象:6,785人(全国の20~49歳の男女、未婚・既婚を問わない)
- 調査主体:株式会社エウレカ
- 調査実施機関:インテージ
- 集計方法:性別・年代(5歳刻み)・未既婚・居住エリア(人口集中地区/人口非集中地区)の48区分で、人口構成に合わせて補正するウエイトバック集計
本記事は株式会社エウレカの発表をもとに作成されています。齋藤孝氏のコメント内における1970年の男性の50歳時未婚割合の数値は内閣府Webサイトが出典です。
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