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SCSK、設計・開発でのAI活用やCAE民主化を解説するセミナー開催へ

SCSK株式会社は、製造業における設計・開発期間の短縮に向けて、AIエージェントやCAE(コンピュータ支援エンジニアリング)の活用法を解説するセミナーを開催する。設計者自身による検証環境の構築やデータ管理の整備を通じ、AIを設計・開発の中核業務に活かすアプローチを紹介する。本セミナーはマジセミ株式会社の協力のもと実施される。

製造業における開発期間短縮とAI活用の課題

市場ニーズの多様化や製品ライフサイクルの短期化を背景に、製造業では後工程での手戻りを防ぐため、デジタル技術を活用して初期段階から検証を行うフロントローディングの重要性が高まっている。しかし、高度な検証には専門的なスキルが必要とされ、特定の人員に業務が集中することが開発スピードの阻害要因となっている。

こうした課題に対し、設計・開発プロセス全体の効率化を図る手段として生成AIやAIエージェントの活用が期待されている。一方で、具体的な適用業務の判断や社内に散在するデータの整理、整備の進め方に課題を抱える企業も少なくない。

CAEの民主化とSPDMによる開発基盤づくり

セミナーでは、AIエージェントを設計・開発の中核業務で活用するための基盤づくりが紹介される。設計者自身が必要なタイミングで検証を行える環境を整える「CAEの民主化」や、シミュレーションデータと解析プロセスを組織的に蓄積・再利用する「SPDM」について解説される。

さらに、デジタルスレッドによる設計情報の連携や、複数のAIエージェントがシステムやデータと連携して熟練設計者の知識や判断を業務に活かす取り組みについても説明する。

マジセミ株式会社

SCSKの取り組みと支援内容

SCSKは、2024年から複数のAIエージェントが役割を分担しながら連携して業務を行う「マルチAIエージェント」の技術検証を進めている。

同社は、設計情報やプロセスを一元管理する「Aras Innovator」や、解析プロセスの自動化・標準化およびシミュレーションデータの組織的活用を支援する「pSeven Enterprise」などのソリューションを展開している。これらと培ってきたAI活用の知見を組み合わせ、データの蓄積・連携からAIエージェントによる活用まで一貫して支援するとしている。

本記事はSCSK株式会社およびマジセミ株式会社の発表をもとに作成

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