ジンベイとDSRが提携 保険共済業界向けに生成AI-OCRを展開へ
生成AIを活用したOCRソリューションを展開するジンベイ株式会社と、保険共済業界向けにITソリューションを提供する株式会社DSRは、生成AI-OCR「GenOCR」の保険共済業界における導入・展開に関してパートナーシップを締結しました。
保険・共済業界では申込書や保険金請求書、医師の診断書といった非定型の紙書類を扱う業務が多く、入力や確認に伴う業務負荷や手作業によるミスの削減が課題となっていました。両社はDSRが持つ業界知識と現場業務に合わせたチューニング技術を組み合わせ、各社の業務効率化とデジタル変革(DX)の実現を目指します。
保険・共済業界においては、多種多様かつ非定型の紙書類をベースとした業務が現在も数多く残されています。従来のAI-OCRでも一定の効率化は進んだものの、特殊な様式や手書き文字、複雑なレイアウトへの対応には限界がありました。
一方で、近年の生成AIの登場によってOCRの読み取り精度や構造化の柔軟性が向上しています。こうした技術的革新を背景に、膨大な紙業務を抱える業界の課題を根本から解決するため、両社の提携に至りました。
本サービスでは、申込書・請求書・診断書などの複雑で多岐にわたる書類を「GenOCR」でデータ化し、入力作業や点検・査定業務にかかる時間を削減します。
また、顧客から預かった他社の保険証書をデータ化・分析することで、保障内容に合わせた自社商品を提案する機会を創出し、営業・提案活動の質を高める新たな価値を提供します。ツール単体の導入にとどまらず、現場の運用に合わせたチューニングやシステム連携までトータルでサポートする運用環境を整えます。
ジンベイが提供する「GenOCR」は、生成AIをOCR業務に特化してチューニングした独自技術により、実務で使える精度と信頼性を目指したソリューションです。様式ごとのテンプレートを必要とせず、手書きや非定型、複雑なレイアウトの書類を1つの設定で横断的に読み取り・構造化できます。プロンプトによる調整が自社側で完結できるため様式変更や新規書類に柔軟に対応できるほか、読み取り箇所のハイライト表示など、誤読を確認・検証するための機能も備えています。



この技術に対し、創業以来50年以上にわたり保険・共済業界のシステム開発・保守・運用を手掛けてきたDSRが、業務フローに合わせたカスタマイズやチューニングを実施し、現場が活用しやすい導入環境を構築します。

今後の展望
両社は保険共済業界における「GenOCR」の導入・展開を推進していく方針です。今後は書類の読み取りにとどまらず、後続の引き受け査定や支払い査定業務の自動化など、生成AI技術を活用した一連の業務プロセス全体のDX推進を目指すとしています。
企業概要
- ジンベイ株式会社
- 代表者:代表取締役 上田 英介
- 所在地:神奈川県横浜市西区北幸一丁目5番10号 JPR横浜ビル 8階
- 設立:2024年5月24日
- 会社HP:https://jinbay.co.jp/
- 株式会社DSR
- 代表者:代表取締役社長 進藤 寛之
- 所在地:東京都千代田区平河町1-2-10 平河町第一ビル2階
- 設立:1969年7月
- 会社HP:https://www.dsr.co.jp
- 製品紹介URL:https://genocr.dsr.co.jp/
本記事はジンベイ株式会社および株式会社DSRの発表をもとに作成しました。
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