子どもの87.3%が夏休み明けに肌ダメージ 日焼け跡半年以上も クリニック調査
医療法人社団鉄結会アイシークリニックは、全国の小学生から中学生の子どもを持つ保護者300名を対象に実施した、夏休み明けの子どもの肌状態に関する実態調査の結果を公表した。調査によると、夏休み明けに何らかの肌ダメージを抱えている子どもは87.3%に達していることが明らかになった。一方で、子どもの肌トラブルで皮膚科を受診した家庭は18.7%にとどまっている。
約9割が肌トラブルを持ち越し 最多は日焼けダメージ
調査において、夏休み明けの現在、子どもが何らかの肌ダメージ(日焼け跡・肌荒れ・虫刺され跡など)を抱えているかを尋ねたところ、87.3%が該当すると回答した。半数以上が複数の肌トラブルを同時に抱えている状況が示されている。

夏休み中に経験した肌トラブルで最も気になるものを単一回答で聞いた項目では、「日焼けダメージ」が45.3%で最多となり、次いで「虫刺され跡」が28.7%、「プールによる肌荒れ」が15.3%となった。特に日焼け跡や掻き壊しによる色素沈着を気にする保護者が多い傾向がうかがえる。



日焼け跡が半年以上残るとの回答が4割超 受診率は18.7%
日焼け跡がどのくらいの期間残ると感じているかについての設問では、42.0%の保護者が「半年以上」と回答した。
夏休み中の肌トラブルに対する家庭での対応については、約半数が市販薬での対応にとどまり、皮膚科を受診した家庭は18.7%であった。また、4分の1の家庭は自然治癒を待つ対応をとっていた。皮膚科を受診しなかった保護者を対象に理由を尋ねたところ、「そのうち治ると思った」が38.5%で最も多く、肌トラブルへの対処が後回しにされやすい実態が浮き彫りとなっている。
放置による長期化に注意 専門医が早期ケアを推奨
アイシークリニックの髙桑康太医師は、夏休み明けの肌トラブルについて、日焼けによる炎症後色素沈着(PIH)は適切なケアを行わないと数か月から1年以上残ることがあると指摘している。夏休み明けに見られる肌のざらつきは、紫外線による角質の乱れやプールの塩素による皮脂膜の破壊、汗や虫刺されなどの刺激が重なり、肌のバリア機能が低下することが主な原因だという。
同クリニックでは家庭でのケアとして、1日2回以上の保湿剤塗布や、色素沈着部分への紫外線対策の徹底、虫刺されを掻かないためのかゆみ止め使用を挙げている。また、日焼け跡や虫刺され跡が2か月以上改善しない場合や、水ぶくれ・化膿がある場合は医療機関への受診を推奨している。
調査概要
- 調査対象:全国の小学生から中学生の子どもを持つ30〜50代の保護者
- 調査期間:2026年8月17日〜8月26日
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:300名
本記事は医療法人社団鉄結会 アイシークリニックの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



