狭山市立博物館で童絵作家池原昭治展を開催初の子ども向け絵本も発売
埼玉県狭山市の狭山市立博物館で、秋期企画展「童絵作家 池原昭治展~昔ばなしと旅するスケッチブック」が開催されています。会期は2026年10月17日(土)から12月6日(日)までとなっており、あわせて同氏にとって初となる子ども向け絵本『みんわえほん かっぱのおくりもの』の販売も行われます。11月7日(土)と21日(土)には、小さな子ども連れの来館者向けに学芸員の解説付き見学会も実施されます。

展示では、池原昭治氏の創作の原点であるスケッチブックをはじめ、原画、絵コンテ、写真など多彩な作品や資料が並びます。香川県で育まれた感性や東映動画(現・東映アニメーション)時代、昔ばなしとの出会い、狭山市での成熟期といった人生の歩みを通じ、人物像と創作の背景を紹介します。
企画展の詳細は以下の通りです。
- 会期:2026年10月17日(土)から12月6日(日)
- 会場:狭山市立博物館(埼玉県狭山市稲荷山1丁目23番地1)
- 入館料:大人500円
- 問い合わせ:狭山市立博物館(電話:04-2955-3804)
11月7日(土)と21日(土)の9時から12時には、小さな子どもと一緒に学芸員の解説付きで企画展を見学できる機会も設けられます。参加希望者は当日直接会場へ向かい、受付でスタッフへ声をかける形となります。
童絵作家・池原昭治氏の経歴


池原昭治氏は1939年香川県高松市生まれで、現在は埼玉県狭山市に在住しています。1963年に東映動画に入社後、1982年からはテレビ「まんが日本昔ばなし」の原作・演出・作画・美術に参加しました。
日本各地の民話を訪ね歩いて「童絵」という独自の画風を確立したほか、狭山市の民話や風景も長年描き続けています。『狭山市史』民俗編の執筆や「広報さやま」での連載を担当し、2011年に狭山市観光大使に任命されたほか、2020年には香川県の憲法記念日知事表彰で文化芸術功労を受賞しました。
読者の声から生まれた初の子ども向け絵本『かっぱのおくりもの』

著作の読者から寄せられた「子どもに読んであげられる絵本はないのか」という声を受け、池原氏として初となるオールカラーで絵がメインとなるスタイルの子ども向け絵本『みんわえほん かっぱのおくりもの』が制作されました。
題材となったのは狭山市周辺に伝わる河童の話で、狭山市笹井の「たけぼう」、所沢市久米の「まんだら」、川島町伊草の「けさぼう」という3匹の河童が登場します。絵本は幼い子どもも楽しめる内容となっており、巻末には河童についての解説や豆知識、3匹が棲む地域の絵地図も収録されています。
絵本の仕様および販売概要は以下の通りです。
- 書名:『みんわえほん かっぱのおくりもの』
- 作者:池原昭治
- 仕様:A4 サイズ/ハードカバー製本/オールカラー
- 価格:1,980 円(税込)
- 主な対象:3 歳~小学校低学年、読み聞かせをする保護者
- 先行発売日:2026 年10 月17 日(土)から
- 先行発売場所:狭山市立博物館、SAYA Market&Café(狭山市入間川1丁目3−1 狭山市市民交流センター1階)
- 一般発売日:2026年11月1日(日)から
- 一般発売の販売先:池原昭治公式オンラインショップ、Amazon
- その他販売先:狭山市内の未来屋書店武蔵狭山(そよら武蔵狭山2階)、大垣書店そよら入曽店(そよら入曽駅前2階)でも販売予定
本記事は狭山市役所の発表をもとに作成しました。
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