Dellows News

医療・福祉の補助金利用で約8割がハードル実感、申請の煩雑さなど課題に 調査結果

株式会社DFA Roboticsは、医療機関や介護福祉施設で補助金・助成金の申請や活用の検討に携わる責任者・担当者を対象に実施した「医療・福祉業界における補助金の活用実態・利用意向調査」の結果を発表しました。

調査によると、過去3年間に補助金・助成金を活用した施設が8割を超える一方で、約8割の担当者が利用にハードルを感じている実態が浮き彫りになりました。また、約7割がロボット導入に向けた補助金活用に前向きな意向を示しています。

8割以上が過去3年で補助金を活用、「省人化」や「ICT化」で効果実感

調査対象者の勤める施設のうち、過去3年間で補助金・助成金を「活用したことがある」と回答した割合は82.1%に達し、「活用したことはない」は16.0%でした。

これまでに活用した中で導入してよかった分野を尋ねたところ、「省人化・業務効率化のための設備投資」と「ICT・IT化(記録・情報共有など)」がそれぞれ同率26.4%で最多となりました。次いで「介護・医療ロボットや見守り機器の導入」が23.0%、「人材の採用・育成・処遇改善」が21.8%、「感染症対策・衛生管理」が20.7%となり、日常業務の負担を軽減する用途が上位に挙がっています。

検討の契機は報酬改定が最多、約8割が申請手続きなどにハードル

補助金・助成金の利用を検討するタイミングとしては、「介護報酬・診療報酬の改定に合わせて」が35.8%で最も多く、「新しい補助金の公募が始まったとき」(33.0%)、「設備・機器の更新や故障のとき」(32.1%)、「経営計画や事業計画を見直すとき」(20.8%)が続きました。

一方で、利用においてハードルを感じることがあるか尋ねたところ、「かなりある」(33.0%)と「ややある」(43.4%)を合わせて76.4%がハードルを感じていると回答しました。具体的な内容では、「申請手続きが煩雑で手間がかかる」が64.2%で突出し、次いで「採択されるか不安がある」(49.4%)、「自施設が対象になるかわからない」(38.3%)、「自己負担分の資金を用意しづらい」(30.9%)が挙げられました。

今後活用したい分野は環境整備がトップ、約7割がロボット導入に前向き

今後活用したい分野・用途については、「施設の改修・環境整備」が40.6%で第1位となり、「ICT・IT化(記録・情報共有など)」(36.8%)、「省人化・業務効率化のための設備投資」(30.2%)、「介護・医療ロボットや見守り機器の導入」(29.2%)、「人材の採用・育成・処遇改善」(25.5%)が続いています。

また、省人化や人手不足対策のためにロボットなどの機器導入に補助金・助成金を活用したいか尋ねたところ、「非常にそう思う」(29.2%)と「ややそう思う」(41.5%)を合わせて70.7%が前向きな姿勢を示しました。理由としては「人手不足を解消したいから」(48.0%)が最多で、「職員の身体的・精神的な負担を減らしたいから」(42.7%)、「サービスの質を維持・向上させたいから」(40.0%)、「自己負担を抑えて設備投資できるから」(36.0%)、「採用が難しく、省人化が必要だから」(34.7%)が挙げられています。

調査概要と会社概要

【調査概要】

  • 調査名称:医療・福祉業界における補助金の活用実態・利用意向調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2026年8月28日〜2026年9月1日
  • 有効回答:医療機関・介護福祉施設で補助金・助成金の申請や活用の検討に携わる責任者・担当者106名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

【会社概要】

  • 社名:株式会社DFA Robotics
  • 代表者:代表取締役社長 松林 大悟
  • 所在地:東京都港区虎ノ門3-17-1 GRAN TORANOMON6階
  • 設立:2017年9月
  • 資本金:5,683万5,500円
  • 事業内容:配膳・運搬・清掃などを担うサービスロボットの輸入、販売、導入支援、アフターフォロー等
  • URL:https://dfarobotics.com/

本記事は株式会社DFA Roboticsの発表をもとに作成されています。 URL:https://dfarobotics.com/

アクセスランキング

今日

1週間