ZOZOが社会的養護下の子ども向けファミリーセール開催、110名以上が来場
ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOは、2026年10月24日(土)、千葉経済大学短期大学部にてファミリーセール「ZOZO FRIENDSHIP SALE」を開催しました。児童養護施設や里親家庭など社会的養護下で暮らす子どもたちを対象とした取り組みで、当日は110名以上の子どもたちと児童養護施設の職員、里親などが来場しました。
このセールは、服を自分で選ぶ自己決定の機会を通じて自己肯定感の向上や自立につながる力を育むことを目的に行われ、ZOZOTOWNに出店する16ブランドの協力のもと、子ども向けファッションアイテムを中心に特別価格で販売されました。
開催の背景と目的
国内では児童養護施設や里親家庭などの社会的養護の下で約4万2千人の子どもたちが暮らしています(こども家庭庁「社会的養育の推進に向けて」2026年3月/P.5、「こども大綱」2023年12月22日閣議決定を参照)。政府の「こども大綱」では、こどもや若者の自己選択・自己決定・自己実現を社会全体で後押しすることや、成育環境による体験活動の機会の格差防止などが掲げられています。



支援の現場からは「社会的養護下で暮らす子どもたちは自ら服を選んで購入する機会が限られることもある」「衣類にかけられる費用に限りがあり、購入先やデザインが偏ってしまう」という声が上がっていました。株式会社ZOZOは、日常の小さな自己決定の積み重ねが自己肯定感の向上や将来の自立につながると考え、2025年10月に初開催した同セールを今回も実施しました。なお、売上の一部は児童養護施設などで暮らす子どもたちを支援する団体へ寄付される予定です。
会場の様子と参加者アンケート結果
当日は午前・午後の2部制で実施され、子どもたちが笑顔でコーディネートを相談しながら買い物を楽しむ様子が見られました。また、将来子どもに関わる仕事を目指す学生を含むボランティアも事前準備や当日の運営に参加しました。
イベント終了後に参加した施設職員や里親など27名を対象に実施されたWebアンケート(調査期間:2026年10月24日〜10月29日、小数点以下切り捨て)では、回答者のうち9割が「子どもの『自ら決める力』を育む機会になった」と回答しました。また、3分の2が「寄付品を受け取るときと比べて子どもの反応に違いがあった(『あった』『ややあった』の合計)」と回答しています。
関係者のコメント
千葉県児童福祉施設協議会 事務局長で児童養護施設ほうゆう・キッズホーム施設長を務める馬場 敏氏は、寄付品を配給品のように受け取ることが日常化するなかで、自ら選び購入する体験を通じて子どもたちが喜びと感謝を実感できる支援を届けたいと考えたとし、大学キャンパスで学生と関わったことで進学へのイメージや将来への希望を膨らませる機会にもなったと振り返っています。
千葉経済大学短期大学部の上村 麻郁教授は、本学が会場となったことで社会的養護で暮らす子どもたちとの関係作りの契機になったとし、学生にとっても保育実習などでは得られない気づきがあったと述べています。
株式会社ZOZO CI本部 ソーシャルフレンドシップ部 FFYブロックの橋本 愛香は、ファッションを選ぶ機会を通じて子どもたちが自分の好みや自分らしさを見つけるきっかけになればと企画したとし、真剣に服を選ぶ姿を見てファッションの力を実感したと語っています。
開催概要
- 名称:ZOZO FRIENDSHIP SALE
- 開催日:2026年10月24日(土)
- 開催場所:千葉経済大学短期大学部
- 対象:千葉県の児童養護施設、自立援助ホーム、母子生活支援施設、児童心理治療施設、ファミリーホーム、里親家庭で生活する子どもたち
- 来場者数:子ども110名以上(ほか、施設職員・里親など)
- 販売アイテム:衣料品・雑貨・生活用品を特別価格で販売
- 参加ブランド:Gap、SINSS、Catherine Cottage、Sweet Catherine、VIS、fäfä、panpantutu、me Jane、BONJOUR SAGAN、CORPUS TOKYO、Art re A、LION HEART、LHME ほか(順不同)
- 寄付先:あしながサンタ(運営:公益財団法人日本児童養護施設財団) ※売上の一部を寄付予定
- 協力:千葉経済大学短期大学部(会場提供・学生ボランティア等)、ヤマト運輸株式会社(商品の配送など物流面)、千葉県児童福祉施設協議会
- 主催:株式会社ZOZO
本記事は株式会社ZOZOの発表をもとに作成されています。
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