AMGとBluefield Energy、太陽光発電事業者の収益改善で協業
太陽光発電所の保守メンテナンスや不動産売買を手がける株式会社AMGと、分散型エネルギーの発電・電力小売の改革に取り組むBluefield Energy株式会社は、太陽光発電事業者の収益改善に向けた協業体制を構築しました。
本協業において、株式会社AMGが発電事業者へのFIP転換提案から手続き支援までを担当し、Bluefield Energy株式会社がFIP転換の手続き代行からAIアグリゲーションシステム「BF Cloud」による運用までを担当します。また、太陽光発電所への蓄電池併設や低圧・高圧の系統用蓄電所についても、用地開発・電力申請から運用まで幅広い協業を開始しています。
FIP制度への移行における課題と協業の背景
再生可能エネルギーのFIT(固定価格買取制度)から、市場価格と連動したFIP(フィードインプレミアム)制度への移行は国の政策として推進されています。太陽光発電協会(JPEA)が資源エネルギー庁の再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会に提出した資料「FIP移行促進に向けたロードマップ&アクションプラン」によると、太陽光発電のFIP比率を2030年までに25%超(約23GW)へ引き上げる目標が示されています。
しかし、現状のFIP比率は0.8%にとどまっており、制度の後押しと実際の移行状況には開きがあります。発電事業者にとって、事業計画認定や系統連系・受給契約といった発電所情報を整理し、FIP転換に必要な手続きを進めることは容易ではなく、検討が進まない事例が少なくないことが背景にあります。
協業における両社の役割分担
両社はそれぞれの強みを活かし、太陽光発電事業者の収益改善を実務面から支援します。
株式会社AMGは、FIT・non-FITを問わず太陽光発電事業者に対し、FIP転換による収益改善策の提案から申請に必要な情報の整理まで、手続き面を一気通貫で支援します。太陽光メンテナンス事業を通じて培った現場知見とネットワークを活かし、書類や情報収集の負担を軽減してスムーズな手続き推進を図ります。
Bluefield Energy株式会社は、発電所ごとの収益改善シミュレーションを提供して事業者の意思決定を支援します。さらに、経済産業省 資源エネルギー庁「再生可能エネルギー電子申請」を発電事業者に代わって実施し、送配電事業者との手続きと合わせてFIP転換をシームレスに進めます。転換後は、AIアグリゲーションシステム「BF Cloud」を活用して収益最大化と安定運用を支援します。
蓄電池併設や系統用蓄電所への展開
両社はFIP転換支援に加え、太陽光発電所への蓄電池併設や、低圧・高圧の系統用蓄電所に関する取り組みも進めています。用地開発や電力申請から運用に至るまで、幅広い領域で協業を展開しています。
会社概要
株式会社AMG
- 代表者:代表取締役 林 健司郎
- 所在地:東京都港区西麻布四丁目1番4号
- 事業内容:不動産事業・太陽光発電設備の保守管理、販売、施工
- URL:http://amg08.com/
Bluefield Energy株式会社
- 代表者:代表取締役 島田 孝文
- 所在地:東京都港区新橋5丁目13番5号 新橋MCVビル9階
- 事業内容:アグリゲーション事業(太陽光発電所・系統用蓄電所・併設等のアグリゲーションサービス、当該システム「BF Cloud アグリ」のSaaS提供、業務代行)、デジタルソリューション事業(バックオフィス業務システム「BF Cloud 精算管理」の開発及び提供)、再生可能エネルギー発電所及び蓄電所の開発・運用代行
- URL:https://bluefieldenergy.co.jp/
本記事は株式会社AMGおよびBluefield Energy株式会社の発表、ならびに太陽光発電協会(JPEA)「FIP移行促進に向けたロードマップ&アクションプラン」(資源エネルギー庁 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会 資料、2025年11月12日、https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/saisei_kano/pdf/077_02_00.pdf )をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



