四国電力がユーソナーとkintoneを連携、法人営業のDXを推進
ユーソナー株式会社は、四国電力株式会社における法人営業部のDX推進事例を発表しました。四国電力は、法人企業データベース「LBC」の企業・拠点情報と名刺情報をkintone上の営業情報に連携・集約し、顧客情報の整備と組織横断での共有・活用を進めています。この取り組みにより、訪問前の情報収集時間が1/6に短縮されるケースが出るなど、営業活動の効率化が進んでいます。
営業領域拡大に伴う顧客把握の課題
四国エリアを中心に電力事業を展開する四国電力は、電力販売に加えてCO2フリーメニューや省エネ、蓄電池、グループ商材など、法人向けソリューションの領域を拡大しています。こうした中で、顧客の業種や企業規模、拠点ごとに異なる課題を把握し、適切な提案を行うための顧客情報整備が求められていました。
従来はExcelやメール、個人メモに分散していた営業情報をkintoneに集約していたものの、企業属性を担当者が個別に調べていたため情報の粒度や精度にばらつきが生じていました。また、名刺情報などの顧客接点が個人にとどまり、組織として共有・活用しきれていない課題もありました。
幅広い企業データと伴走支援を評価し導入
四国電力は、「LBC」が共通コードとして拠点情報や名刺情報を一気通貫で扱える点と、kintone上の営業情報と連携できる点を評価してユーソナーを選定しました。大手企業の本社だけでなく、四国エリアの支店や営業所、地域の中小企業から個人事業主まで幅広くカバーするデータが、地域に根ざした法人営業の基盤として評価されています。
加えて、ユーソナーの担当者による伴走支援も選定・定着を支えました。現場の要望に応じた改善案や代替案の提示、各県の拠点への訪問を通じた対話など、現場で使いやすい環境をともに育てる姿勢が評価につながりました。
営業準備時間の短縮と利用規模の拡大
ユーソナーとkintoneの連携により、最新の企業情報や名刺情報がkintoneの企業情報アプリに自動的に集まる体制が整いました。企業属性がLBCの情報に基づいて統一されたことで、表記や粒度のばらつきが抑えられ、検索や分析に活用しやすい状態になっています。技術営業においては、インテントデータも組み合わせて太陽光やPPA、蓄電池などに関心があると考えられる企業を抽出し、提案先を検討しています。

この結果、従来は約1時間かかることもあった訪問前の情報収集が約10分で済むケースが生まれ、短縮された時間は若手への指導や提案内容の検討に充てられています。また、名刺情報から社内の顧客接点を把握し、担当者の引き継ぎや部署をまたいだ関係性の共有にも活用されています。
kintoneの利用者は約30名から約250名へ拡大し、法人営業部のほかエネルギーソリューション室やリビング営業部にも広がりました。導入当初と比べ、案件登録数は約20倍、活動履歴の登録数は約50倍に増加しています。
組織資産としてのデータ活用深化へ
四国電力は今後、LBCで整備した企業データに社内外の情報を掛け合わせ、勘や経験だけに頼らないデータドリブンな営業をさらに浸透させる方針です。現場の声を起点に仕組みを育て、顧客情報基盤を意思決定を支える組織の資産へと発展させる構えです。
四国電力株式会社営業推進本部法人営業部担当部長の三谷要策氏は、ユーソナーの導入により営業担当者が企業情報をタイムリーに収集できるようになり、事前準備の効率化と提案品質の向上につながっていると言及しています。
企業概要
- 会社名: ユーソナー株式会社
- 所在地: 東京都新宿区西新宿3丁目20-2 東京オペラシティ15階
- 代表者: 代表取締役会長 福富 七海、代表取締役社長CEO 長竹 克仁
- 設立: 1990年9月10日
- 株式市場: 東京証券取引所 グロース市場 証券コード 431A
- 業務内容: データベースマーケティング支援事業
- URL: https://usonar.co.jp/
本記事はユーソナー株式会社の発表をもとに作成されています。
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