モースマイクロがEDGE AI FOUNDATIONに戦略的パートナーとして加盟
Wi-Fi HaLow技術を手がけるモースマイクロ(Morse Micro PTY. LTD.、本社:オーストラリア・ニューサウスウェールズ州)は、2026年11月4日、EDGE AI FOUNDATIONに戦略的パートナーとして加盟したことを発表しました。この提携により、モースマイクロのWi-Fi HaLow技術と、同財団が擁するエッジAI開発者や研究者などのグローバルコミュニティが連携します。AIがクラウドからデバイス側へ移行するなか、課題となっている接続性の解決を目指します。
人工知能(AI)はクラウドからデバイスへと移行が進んでおり、カメラやセンサー、機械などが生データをサーバーに送信せず、ローカルでデータを分析して意思決定を行うことが可能になりつつあります。一方で、この移行に伴い、接続性がエッジAIの広範な普及における障壁の一つとなっています。
Wi-Fi HaLowは、キロメートル級の通信範囲とエンタープライズグレードのWPA3セキュリティ、大規模なエッジAIをサポートする帯域幅を備え、バッテリー駆動のデバイスでも動作する低消費電力を特徴としています。従来のWi-Fiネットワークと比較して10倍の通信距離と100倍の面積をカバーし、従来のLPWAN技術と比べて1,000倍のデータ速度を提供するとされています。
両団体の代表によるコメント
モースマイクロの共同創業者兼CEOであるマイケル・デニルは「エッジAIはデバイスレベルで可能なことを変革していますが、そのインテリジェンスは、それを支える接続性の質に左右されます」と述べ、Wi-Fi HaLowを通じてワイヤレスエッジAIの実用化を加速させる意向を示しました。
また、EDGE AI FOUNDATIONのエグゼクティブ・ディレクターであるピート・バーナード氏は「エッジに知能をもたらすには、AIの進歩だけでなく、それらのインテリジェントデバイスを大規模に実用化するための接続性も必要です」とコメントし、モースマイクロの参画を歓迎しています。
産業や農業など広大な環境での普及を推進
モースマイクロは戦略的パートナーとして、同財団のコミュニティと連携を図ります。既存のネットワークバックボーンが存在しない広大な敷地にデバイスが分散配置されるケースが多い、スマートインフラ、産業オートメーション、農業、セキュリティの各分野においてエッジAIの普及を推進していく方針です。
組織概要
モースマイクロ(Morse Micro PTY. LTD.)
- 本社所在地:オーストラリア・ニューサウスウェールズ州(シドニー)
- 拠点:米国、台湾、中国、インド、日本、英国
- 主要製品:第一世代MM6108、第二世代MM8108チップ
- 公式サイト:https://www.morsemicro.com
EDGE AI FOUNDATION
- 組織形態:カリフォルニア州に拠点を置く501(c)(3)非営利団体
- 規模:世界中に20万人以上の開発者や実務家を擁するコミュニティ
- 公式サイト:www.edgeaifoundation.org
- 問い合わせ先:media@edgeaifoundation.org
本記事はモースマイクロの発表をもとに作成しました。
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