島根県立石見美術館で永田コレクションの北斎展第二章が9月19日より開催へ
島根県立石見美術館で、2026年9月19日(土)から11月9日(月)まで、石見版 企画展 永田コレクションの全貌公開〈二章〉北斎-「葛飾北斎期」・「戴斗期」編が開催されます。2017年度に島根県へ寄贈された「永田コレクション」の全貌を公開する全四章の展覧会のうち、第二章として位置づけられています。本展では、北斎の46歳から60歳頃までの作品を中心に紹介されます。
永田コレクションと版本の世界
2017年度に島根県津和野町出身の北斎研究者・永田生慈氏より、北斎とその門人の作品・資料2,398件が島根県へ寄贈されました。島根県立美術館(松江市)と同館において、全四章を通じて公開が進められています。
本展では、主に用いられた画号から「葛飾北斎期」および「戴斗期」と呼ばれる時期の作品が取り上げられます。北斎は40代半ばに「葛飾北斎」を名乗り、曲亭馬琴作の『新編水滸画伝』や『椿説弓張月』といった「読本」(長編小説)の挿絵を手がけました。50代に入って「戴斗」と号してからは「絵手本」の刊行に傾注し、代表作『北斎漫画』(初編から十編まで)が描かれました。永田コレクションに含まれる「葛飾北斎期」の約450件、「戴斗期」の約200件の中から、錦絵、摺物、版本、肉筆画の各分野の作品が公開されます。前期と後期で約9割の作品が入れ替わる予定です。
関連プログラムと講演会
会期中は、展示に関連した各種プログラムが実施されます。
- 浮世絵摺り実演:9月20日(日)1回目10:30~/2回目14:00~(各回約90分)、講義室にて開催。『北斎漫画』の版木を継承する1891年創業の「芸艸堂」の協力により、「神奈川沖浪裏」と『北斎漫画』の復刻版を摺る実演が行われます。
- 開催記念講演会「世界を驚かせた北斎と『北斎漫画』」:9月26日(土)14:00~15:30(13:30開場)、講義室にて開催。講師は浦上 満氏(浦上蒼穹堂店主)、要事前申込で先着50名です。
- グラントワteaガーデン「北斗茶」:10月24日(土)10:30~、美術館ロビーにて当日先着100名に提供されます。
- 『北斎漫画』ミニ摺り体験:11月3日(火・祝)11:00~15:00(所要時間約15分)、講義室にて開催。協力は島根県立美術館、SPSしまねです。
- スライドトーク:9月19日(土)、11月8日(日)各日14:00~15:00(13:30開場)、講義室にて当日先着50名で開催されます。
- 浮世絵スタンプ体験:10月11日(日)10:00~14:30(所要時間約5分)、美術館ロビーにて開催。協力は山口県立萩美術館・浦上記念館、指定管理者サントリーパブリシティサービスグループです。
連携企画とプレゼント
9月15日(火)から12月20日(日)の期間、山口県立萩美術館・浦上記念館のコレクション展(歌川広重展)との連携スタンプラリー「グラントワ+萩美 北斎★広重コラボ」が実施されます。両会場のスタンプを集めると、北斎・広重のポストカードセットが進呈されます。
来場者向けのプレゼント企画として、前期(10月11日を除く)の観覧カードを後期来場時に提示すると北斎グッズが進呈される企画や、萩・石見空港を利用して来館した方に「グラントワ・オリジナルフライトタグ」を提供する企画も用意されています。
また、10月11日(日)には開館21周年感謝祭「きんさいデー」が開催され、美術館が終日観覧無料となります。
展覧会の概要
- 展覧会名:石見版 企画展 永田コレクションの全貌公開〈二章〉北斎-「葛飾北斎期」・「戴斗期」編
- 会期:2026年9月19日(土)~11月9日(月)
- 会場:島根県立石見美術館 展示室D(グラントワ内)
- 開館時間:9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
- 休館日:9/24(木)、29(火)・10/6(火)、13(火)、20(火)、27(火)・11/4(水)※10/14(水)は北斎展休室(コレクション展のみ観覧可能)
- 観覧料(当日券・企画展):一般 1000円(団体800円)、大学生 600円(団体450円)、高校生以下 無料
- 観覧料(当日券・企画展/コレクション展セット):一般 1200円(団体960円)、大学生 730円(団体550円)、高校生以下 無料
- 前売券:一般 900円、大学生 500円
- 特設サイト:https://www.grandtoit.jp/museum/exhibition/iwamiban_hokusai_0919/
本記事は島根県立石見美術館の発表をもとに作成されています。
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