第43回日本感覚統合学会研究大会が2026年11月に三原市で開催へ
感覚統合に関する国内最大級の学術大会の一つである「第43回日本感覚統合学会研究大会 in 中四国 三原」が、2026年11月28日と29日の2日間にわたり三原市で開催される。大会長は県立広島大学保健福祉学部保健福祉学科作業療法学コースの助川 文子准教授が務める。大会テーマには「Sensory Integration in Everyday Life -日々の生活における感覚統合-」が掲げられている。
感覚統合の重要性と大会の狙い
感覚統合とは、視覚や聴覚、触覚、前庭覚、固有受容覚といった多様な感覚情報を脳が整理・統合し、学習や遊び、対人関係、社会参加へとつなげる働きを指す。近年では自閉スペクトラム症(ASD)や発達障害のある子どもへの支援にとどまらず、保育、教育、福祉、地域支援など幅広い領域でその知見が活用されている。
大会では、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、保育士、教員、研究者といった全国の専門職が集まる予定となっている。基調講演や教育講演、研究発表、実践報告、症例検討会などを通じて最新の研究成果や実践事例に関する議論が行われ、子どもや家族の豊かな生活の実現に向けた新たな知見の共有が目指される。
大会長の専門性と地域の背景
大会長を務める助川 文子准教授は、小児作業療法、学校作業療法、神経発達症児の支援、就学移行支援、参加支援などを専門分野とし、子どもと家族の活動や社会参加を支える研究に取り組んでいる。県立広島大学は医療機関や教育機関、福祉施設、地域社会と連携した実践的な教育研究を推進しており、本大会はその成果を発信する機会と位置付けられている。
また、開催地となる三原地域は長年にわたり感覚統合の実践が積み重ねられてきた場所でもある。地域の学校や福祉施設を中心に、同大学の卒業生や専門職が感覚統合を基盤とした支援を展開しており、地域と全国を結ぶ学術交流の進展が期待されている。
開催概要
- 大会名:第43回日本感覚統合学会研究大会 in 中四国 三原
- テーマ:Sensory Integration in Everyday Life -日々の生活における感覚統合-
- 会期:2026年11月28日(土)・29日(日)
- 大会長:助川文子(県立広島大学 保健福祉学部保健福祉学科作業療法学コース 准教授)
- 会場:本郷生涯学習センター にいたかホール(広島県三原市本郷南六丁目25番1号)
- 開催方法:現地開催及びオンデマンド配信によるハイブリッド開催
- 主催:日本感覚統合学会
- 後援:三原市/三原市教育委員会/竹原市教育委員会
- 大会公式サイト:https://jasi43.secand.net/
本記事は県立広島大学の発表をもとに作成。
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