国立六大学長春事務所が中国東北三省向けに初のオンライン留学セミナーを開催
国立大学法人岡山大学が所管する国立六大学長春事務所は、2026年10月17日に中国東北三省の学生や社会人に向けたオンラインアカデミックセミナーを開催しました。日本の国立大学大学院への留学の魅力を発信することを目的としており、教員による模擬講義や現役留学生による大学紹介などが行われました。定員50人を大幅に上回る申し込みが集まりました。
初の留学セミナーを開催
このセミナーは初の企画として、国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)の特色や学びの環境に対する理解を深め、日本留学を後押しするために実施されました。開催にあたっては、国立六大学連携コンソーシアム国際連携機構および日本学術振興会(JSPS)北京研究連絡センターが協力しました。
セミナーの冒頭では、国立六大学国際連携機構長を務める岡山大学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)と、JSPS北京研究連絡センターの山口英幸センター長があいさつを行いました。



3分野の英語模擬講義と活発な質疑応答
セミナー内では、千葉大学、金沢大学、岡山大学の教員が文系、理系、医系分野の3つの模擬講義を英語で実施しました。



医系分野においては、岡山大学学術研究院医歯薬学域(病原ウィルス学)の本田知之教授が登壇し、「Why Study Viruses? -The Significance and Potential of Virus Research」と題した講義を行いました。参加した視聴者からは多数の質問が寄せられ、質疑応答が活発に行われました。
現役中国人留学生による体験談と今後の展望
模擬講義に続いて、現在国立六大学の大学院に留学している中国人学生が各大学を代表して登壇しました。学生たちは大学の概要や居住都市の魅力、キャンパスライフ、留学までの流れについて中国語でプレゼンテーションを行いました。
岡山大学からは社会文化科学研究科博士前期課程2年の帕赫熱鼎 罕巴巴(パヘルディン・ハンババ)さんが登壇し、留学の動機や岡山の街の魅力、研究・課外活動、留学検討者へのアドバイスを語りました。
岡山大学は今後も、現地の学生や大学との関係性を大切にしながら、中国東北地区の大学との約40年に及ぶ交流実績やノウハウを活用し、学術交流の促進と人材育成を進めていくとしています。
関連組織の概要
- 国立六大学長春事務所:平成19年8月に東北師範大学(中国・吉林省長春市)内に設置した岡山大学長春事務所を、平成26年11月に「国立六大学長春事務所」として共用を開始。
- 国立六大学国際連携機構:国立六大学連携コンソーシアムに設置された、国立六大学間の国際的活動の連携・協力を推進する機構。
- 国立六大学連携コンソーシアム:教育・学術研究・社会貢献等の機能を強化し、人材育成の推進と学術研究の高度化を目的に平成25年3月に設立。
本記事は国立大学法人岡山大学の発表をもとに作成されています。



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