Resilireが東京都の2026年度X-HUB TOKYO採択 海外展開へ
サプライチェーンリスク管理クラウドを提供する株式会社Resilireは、東京都が主催する「2026 年度 X-HUB TOKYO SCRUM PROGRAM」に採択された。同社は本プログラムを通じて、日本の製造業で培ったサプライチェーンの可視化やリスク管理の知見を海外市場へ広げるため、現地の課題に即した価値提案と事業戦略を磨き、海外展開に向けた取り組みを具体化していく方針だ。
海外展開を支援するSCRUM PROGRAMの概要
X-HUB TOKYOは、東京都が主催し、合同会社デロイト トーマツと日本貿易振興機構(JETRO)が運営するプラットフォームである。東京と世界のイノベーションエコシステムをつなぎ、スタートアップの成長を支援している。
同プラットフォームのSCRUM PROGRAMは、海外展開を志し、近い将来に海外での事業開始を計画しているスタートアップを対象としている。現地市場に合わせた価値提案や海外展開計画の策定を支援する内容となっており、市場調査やビジネスモデル仮説の構築に関するワークショップ、メンターによる個別支援を通じて海外で仮説を検証する方針を整理する。さらに、英語ピッチの作成・改善、海外 VCからのフィードバック、海外スタートアップとの交流などを通じ、海外展開に向けた次のアクションの明確化を目指す。
採択の背景とプログラム参画の狙い
製造業のサプライチェーンは複数の国・地域にまたがっており、安定したモノづくりを支えるためには一次取引先の先にある上流まで供給網を把握し、供給の途絶や遅延につながるリスクに備えることが重要とされる。株式会社Resilireは、日本の製造業とともに取り組んできた知見を海外の製造業にも生かせると考えている。
一方で海外市場は企業の調達体制や商習慣、サプライヤーとの情報共有のあり方が異なるため、同社は日本で培った知見をそのまま展開するのではなく、現地企業の課題を理解して各市場に合わせて提供価値を具体化することが重要と判断した。プログラム内では市場調査やメンタリングを通して対象市場や顧客像の仮説を磨くほか、英語ピッチ改善や海外 VC等との対話によって海外企業との連携や事業展開につなげる方針だ。
同社の代表取締役 CEOである津田 裕大氏は、今回の採択を海外展開の構想を具体的な戦略と行動へ落とし込む新たな一歩と位置づけ、現地の課題に即した価値提案を磨くことでビジョンの実現に向けた挑戦を進め、取り組みを加速していく考えを示している。
株式会社Resilireが手がける「Resilire(レジリア)」は、一次取引先の先まで含めた上流のサプライチェーン情報を収集・更新・可視化し、リスク管理を実現するプラットフォームである。
サプライヤーと共同でサプライチェーンを可視化し、災害や事故、地政学リスクなどの要因をリアルタイムで検知する。影響範囲の把握や初動対応、平時のリスク分析・評価を支援することでサプライチェーンの強靭化を図り、製薬・化学・自動車産業をはじめとする製造業の供給体制強化に貢献している。
株式会社Resilire 会社概要
- 社名:株式会社Resilire
- 代表取締役CEO:津田 裕大
- 事業内容:サプライチェーン管理クラウド「Resilire」の企画・開発・運営・販売
- 設立:2018年9月
- 本社:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 10F
- 企業URL:https://corp.resilire.jp/
本記事は株式会社 Resilireの発表をもとに作成。
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