福祉総合学部の学生が千葉県警察とSNSの危険性を訴える啓発動画を制作
福祉総合学部福祉総合学科の森山拓也准教授ゼミ4年生8人が、千葉県警察生活安全部少年課と協力し、啓発動画「その写真載せても大丈夫ですか?」を制作しました。この動画は、SNSへの投稿に潜む危険性を訴える内容となっています。千葉県警察学生サポーター(通称:ChiPSS)に委嘱されている中里優那さんが同ゼミに在籍していることをきっかけに企画が実現しました。
背景と動画の制作目的
インターネット、特にSNSに起因する子どもたちの犯罪被害は依然として深刻な状況にあり、小・中学生の被害も増加傾向にあります。千葉県警察では、これまでもリーフレットなどを通じて注意喚起を行ってきましたが、さらなる啓発効果を目指して児童・生徒向けの広報動画を制作することとなりました。
制作された動画は、SNSへの何気ない投稿が犯罪被害につながったり、取り返しのつかない傷を残したりする危険性を描いた物語です。写真や投稿内容を公開する前に、問題がないかを立ち止まって考えることの大切さを伝えています。
学生たちは2025年11月から制作に取り組みました。当時3年生だった中里さんがゼミ生に協力を提案し、森山拓也准教授からも「少年少女の健全育成は児童福祉法の目的の一つであり、若者のSNS利用が自殺リスクと関連することなどを踏まえると、注意喚起動画の制作は社会福祉的意義を有する」と説明がありました。ゼミ生全員の合意を得た上で制作が進められました。
その後、テーマ設定やシナリオ作成、撮影用絵コンテの作成、配役の決定などについて複数回にわたり検討を重ねました。2026年3月に学内で撮影を行い、同月下旬に動画が完成しました。
参加した学生たちのコメント
主役3人のうちの1人を演じた金崎富斗さんは、初期の話し合いは難航したもののアイデアを出し合って作り上げることができたとし、SNSに個人情報を掲載する危険性について改めて考えるきっかけになったと述べています。

千葉県警察学生サポーターの中里優那さんは、千葉県警察本部生活安全部少年課外房地区少年センターの職員からの話を受け、相談をきっかけに中学生向けのSNS防犯動画が完成したと振り返り、動画を通じてSNS防犯について考えるきっかけになってほしいと語りました。
今後の展開と公開状況
完成した動画の公開および今後の運用状況は以下の通りです。
- 2026年10月13日に千葉県警察公式チャンネル(YouTube)で公開
- 今後は千葉県内の小、中学生へ配信することを検討
本記事は千葉県警察生活安全部少年課および関係大学ゼミの発表をもとに作成しました。
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