農情人、学生向けAIアイデアコンテストの応募受付を開始 実証実験やインターンも
農家支援コミュニティ「Metagri研究所」を運営する株式会社農情人は、学生を対象としたコンテスト「Metagri Student Challenge 2026」を開催し、2026年11月3日(火)より応募受付を開始しました。本コンテストは、農家や地域が抱える5つの課題をテーマに、学生が生成AIと自由な発想を活用して解決策を提案する取り組みです。アプリ、ゲーム、動画、サービスなどの幅広い作品に加え、企画書のみのアイデアでも参加を受け付けています。
現場の課題と学生のスキルを結ぶ5つのテーマ
コンテストでは、現場の農家から寄せられた声をもとに設定された5つのテーマから1つを選び、課題に応えるアウトプットを提出します。
- 作業記録をラクにする 書かなくても、記録が残る仕組みを。
- ベテランの技を、次の人へ 言葉になっていない「コツ」を、教わる人が使える形に。
- 農家のAIデビューを手伝う AIが初めての農家が、最初の1回を使い終えられるように。
- 農家のファンを増やす 「この農家を応援したい」「買いたい」人を増やす。(ゲームも歓迎)
- 農業の外の力を、農家につなぐ 得意を持つ人と、農家の「課題」を結ぶ。
審査基準は、農家・地域の課題理解(25点)、現場や地域にもたらす価値(25点)、実現可能性・検証計画(20点)、生成AIの活用・工夫(15点)、独自性・発展可能性(15点)の100点満点です。配点の半分にあたる50点が課題の把握と変化の創出に置かれており、実装済みであることへの加点は行われません。A4用紙1〜2枚の企画書によるアイデア応募も、プロトタイプと同じ基準で審査され、最終審査は協力農家と主催者が担当します。


実践につなげる2つの部門と支援内容

表彰にとどまらず、現場での実践や将来の事業展開を見据えた2つの部門が設けられています。
個人部門はMetagri研究所のインターン選考を兼ねており、ファイナリストのうち希望者は面談での合意を経て2027年3月からインターンとして活動可能です。一方のチーム部門では、ファイナリストのうち希望する最大2チームを対象に伴走支援が行われます。2027年3月に協力農家との実証実験(PoC)を実施し、4〜6月には月2回程度のオンライン定例を通じて事業モデルや収益化の可能性を検討します。伴走支援は無償で、成果物や知的財産は原則としてチームに帰属します。なお、資金提供や事業化の成功を約束するものではなく、起業も必須ではありません。
開催概要

- 名称:Metagri Student Challenge 2026
- 主催:Metagri研究所(運営:株式会社農情人)
- 応募資格:全国の大学生・大学院生・短期大学生・専門学校生・高等専門学校生(18歳以上)。※学年・学部、農業や生成AIの経験は問いません
- 部門:個人部門/チーム部門(2〜5名・学校や学年をまたいでも可)。応募は1人2件まで(個人とチームをあわせて)
- 応募の形:アイデア応募(企画書)/プロトタイプ応募(アプリ・ゲーム・サービス)/コンテンツ応募(動画・画像など)/自由提案
- 参加費:無料(作品制作に使用する生成AIサービス等の利用料や関連費用は自己負担。有料サービスの利用は必須ではありません)
- 応募期間:2026年11月3日(火)〜2027年1月10日(日) 23:59
- 審査スケジュール:1次審査(書面)1月11日〜17日、ファイナリスト通知(個人・チームあわせて最大6組)1月18日、最終審査1月25日〜2月5日
- 結果発表:2027年2月予定
- 賞:最大3賞(最優秀賞・農家賞・Metagri特別賞を予定)
- 応募規約:https://student-challenge-2026.metagri-labo.com/terms
主催・運営組織について

主催のMetagri研究所は、「農業×新技術」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティで、2022年3月より活動を開始し、2026年6月時点で1,300名以上が参加しています。
運営元である株式会社農情人は、千葉県船橋市に本社を置き、甲斐雄一郎が代表取締役を務めています。農業マーケティング支援、農業×ブロックチェーンの企画開発、メタバースコンサルティング、書籍出版などの事業を展開しています。
本記事は株式会社農情人の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



