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狭山市のSaya-Bizが相談1万件を達成、12月に記念フォーラム開催へ

埼玉県狭山市が開設した無料の経営相談所であるSaya-Biz(狭山市ビジネスサポートセンター)への累計相談件数が1万件に達した。同センターは2019年4月の開所以来、中小企業や小規模事業者、創業希望者を対象に伴走型の支援を継続している。節目の達成を記念し、2026年12月16日(水)には狭山市内で記念フォーラムが開催される予定だ。

相談内容の最多は「情報発信」で34.4%

Saya-Bizへの相談件数は、開所後の2020年10月に2,000件、2022年10月に5,000件、2025年1月に8,000件と着実に増加し、これまでに相談に訪れた事業者の実数は1,039社(2019年4月~2026年9月末現在)にのぼる。

相談内容で最も多いのは「情報発信」で、全体の34.4%を占める。ホームページの新規作成や既存サイトの改修、SNSの活用、チラシ作成など、集客に直結する相談が中心となっている。次いで「販路拡大」が21.3%、経営者の幅広い悩みに対応する「事業全般」が20.1%と続く。また、補助金については商工会議所や金融機関、知的財産についてはINPIT埼玉県知財総合支援窓口と連携しながら専門家へとつないでいる。

企業の強みを活かす伴走支援と成果事例

Saya-Bizの支援は、損益表の数字や現場から問題を探すのではなく、初回相談時に約1時間かけて現状や思いをヒアリングし、本人が当たり前だと思っている技術や経験などの強みを見つけ出すことから始まる。強みの発見後はターゲットの絞り込みから具体策に落とし込み、定期的な進捗確認を通じて成果が出るまで伴走する手法をとっている。相談は1回約1時間で、何度利用しても無料となっている。

支援事例として、狭山市でキャンピングカーの出張整備を手がけるHigh Landの東島さんは、2025年9月に来訪後、ターゲット設定やSNS・ホームページの見直しなど6回の相談を重ねた。その結果、キャンピングカー業者からの依頼が2026年12月まで埋まり、2025年の年商売上は相談前の3倍以上になった。また、所沢市のグルーミングサロン DOG LEAPは2024年2月の来訪後、ホームページ刷新やリピーターづくりの仕組みを整え、3か月後に売上が相談前の2倍に達し、5回の相談を経て自走に至っている。

経営者を中心とした相談員と金融機関からの出向体制

Saya-Bizの相談員の多くは、自身でも法人経営を行う経営者が務めており、マーケティング、ブランディング、デザイン、情報発信などの専門アドバイザーも在籍している。また、金融アドバイザーとして2021年以降、飯能信用金庫から毎年1名の出向者を受け入れており、支援ノウハウを学びながら融資や補助金に関するサポートにあたっている。

12月16日に累計相談件数1万件達成記念フォーラムを開催

累計相談件数1万件の節目を記念し、2026年12月16日(水)に狭山市市民交流センター1階、コミュニティホールにて記念フォーラムが開催される。

開催概要は以下の通り。

  • 名称:狭山市ビジネスサポートセンター 累計相談件数1万件達成記念フォーラム
  • テーマ:『つぎのしるべ』
  • 日時:2026年12月16日(水)13:30〜16:30(13:00受付開始)
  • 会場:狭山市市民交流センター1階 コミュニティホール(埼玉県狭山市入間川1丁目3-1)
  • 想定規模:150名(Saya-Biz相談者様、地域の事業者様、経済団体、金融機関、行政、市議会議員)
  • プログラム:
  1. 1部 継ぎの標(13:30~14:40):セレモニー/基調講演
  2. 2部 次の導(14:40~15:30):Saya-Biz実績報告及びこれからの取り組み
  3. 3部 接ぎの知る辺(15:40~16:30):交流会/Saya-Biz相談者による事業PR展示
  • 基調講演テーマ:『良き流れ』は自分たちで創る ~Jリーグでの優勝と降格を経験した地域プロスポーツ経営から見る地域と共に生きる経営〜
  • 講師:株式会社愛媛FC 代表取締役社長  村上 茉利江様(一般社団法人e.n 代表/ニンジニアネットワーク株式会社 副社長/株式会社東洋印刷 副社長)

本記事は狭山市役所の発表をもとに作成されています。

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