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Zenkenとりそな総研が海外人材紹介で連携 ビジネスマッチング契約を締結

Zenken株式会社は2026年11月1日、りそなグループのシンクタンク・コンサルティング会社であるりそな総合研究所株式会社と、海外人材の紹介サービス等における連携を目的としたビジネスマッチング契約を締結した。本契約に基づき、りそな総合研究所が窓口となり、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行のグループ4行が、海外人材の活用を検討する企業をZenkenへ紹介する。Zenkenが持つ海外人材の紹介・教育ノウハウとりそなグループのネットワークを掛け合わせ、企業の人手不足解消への寄与と専門的なソリューションの提供を図る。

連携の背景と深刻化する国内の人材不足

国内では労働力不足が企業の存続や事業承継を左右する課題となっており、首都圏や関西圏でも製造・建設・情報通信などの技術部門を担うエンジニアをはじめ、幅広い業種で人材確保が求められている。デジタル化や生成AI・ロボット等の進展を背景に専門人材の不足が構造的な課題となっており、経済産業省の「2040年の就業構造推計(改訂版)について」(2026年3月)によると、2040年にはAI・ロボット等の利活用を担う人材が約340万人、理系の大学・大学院卒人材が約120万人不足する可能性があると推計されている。

こうした状況に対し、Zenkenは海外人材セグメントにおいて紹介や定着支援を展開している。エンジニア人材の領域ではインドの工科系大学との提携を通じてマッチングを支援しているほか、2026年8月からはインドの高度ITエンジニアによる開発ラボ立ち上げ支援サービス「ZenNxt Labs」を本格展開している。

一方のりそな総合研究所は、りそなホールディングスの100%子会社としてコンサルティングなどを手掛けている。同行が属するりそなグループは首都圏・関西圏を中心に約50万社の法人顧客基盤を持ち、外国人材の紹介に関するビジネスマッチングやセミナー開催を通じて取引先への活用推進に取り組んできた。今回の連携により、双方の強みを組み合わせて企業の課題に応じたソリューションを提供し、人材確保と事業成長を後押ししていくとしている。

2つの領域で企業の人材確保を支援

本契約を通じた具体的な連携領域として、以下の支援が行われる。

  • 海外エンジニア人材の紹介・定着支援

ZenkenはインドのIT都市ベンガルールを中心に工科系大学50校以上と提携し、IT・機械・電気などの分野におけるインドの大学生を新卒人材として日本企業に紹介している。内定から入社までの日本語教育に加え、生活オリエンテーションや定期カウンセリングなど入社後の定着までをサポートしており、これらの人材をりそなグループの取引先企業へ紹介して製造業やIT企業の人手不足解消を支援する。

  • インドIT人材による開発ラボ立ち上げ支援「ZenNxt Labs」

インドの高度ITエンジニアで構成する開発チームの立ち上げを支援するサービスで、国内での採用が難しいAI、データサイエンス、フルスタック開発などの領域の人材を提案する。インド現地に常駐する元CTOによる技術スクリーニングを経て提供され、業務委託型でのスモールスタートが可能なため、現地法人を設立する場合に比べて短期間での立ち上げを実現するという。本サービスをりそなグループの取引先企業へ紹介し、開発体制の強化を支援する。

顧客基盤を活かした今後の展望

Zenkenはりそなグループの顧客基盤を通じて広範な企業へのアプローチを進め、質の高いマッチングの実現を目指すとしている。企業の人材確保を支援することで地域経済の活性化に貢献するとともに、中期経営計画『Road to 250』に掲げる海外人材事業の成長をより確実なものにしていく方針だ。

両社は今後も人材確保支援を通じて地域の持続的な発展への貢献と企業価値の向上を目指すとしている。

Zenken株式会社の概要

  • 会社名:Zenken株式会社
  • 代表者:代表取締役社長 林 順之亮
  • 本社所在地:東京都港区麻布台 1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー22F
  • 創業:1975年(昭和50年)5月2日
  • 設立:1978年(昭和53年)7月14日
  • 資本金:439,950千円(2026年6月30日現在)
  • 上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:7371)
  • オフィシャルHP:https://www.zenken.co.jp/

本記事はZenken株式会社の発表および経済産業省の公表情報をもとに作成しました。

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