hummelと1.FCケルンが東京でインクルーシブサッカー大会『ゴチャタノ』を開催

スポーツブランドのhummelが、ドイツブンデスリーガの1.FCケルンとの共催によりインクルーシブサッカー大会『ゴチャタノ』を東京都内で開催しました。

多種多様な参加者によるサッカー大会

この『ゴチャタノ』は、知的障がいのある人とない人が混成チームとして、バランスボールやソフトラグビーボールなどを使ってサッカーを行うインクルーシブな大会で、hummelとNPO法人トラッソスが2018年から開催しています。今回、ドイツのフットボールクラブである1.FCケルンが参加し、東京横浜独逸学園の子どもたちも招かれました。これにより、ドイツのコーチの指導を交えた日独交流バージョンの『ゴチャタノ』が実現しました。

サッカーを通じたコミュニケーションの強化

このイベントでは、まず各チームが自分たちのチーム名やゴールパフォーマンスを決め、コミュニケーションを深めるためにプレーするという形式が採られました。また、ケルンのコーチによる交流型ウォーミングアップも行われ、プレーヤーたちは一緒に動き、ハイタッチを交わしました。

スポーツを通じた障がいの壁の打破

トラッソスの吉澤昌好コーチは、「最初は特にドイツの子どもたちが難しい表情をしていましたが、ケルンのコーチのウォーミングアップが体と心をほぐしてくれたのが大きかったですね。サッカーがいろんな壁を越えていって、改めてサッカーの力を感じた1日でした」とコメントした。

hummelの取り組み

hummelは、“Change the World Through Sport.”（スポーツを通して世界を変える）をミッションに取り組んでおり、人権、ジェンダー、平和などのテーマで活動しています。また、トラッソスと協力して、つまむ動作が苦手な子どもでも使いやすいランドセルを協働開発したり、多様性を広めるためのサポートやイベントを通じた取り組みも行っています。