Ahrefs、TechSuiteにおけるAIワークスペースLetaido導入事例を公開
SEO・AI検索分析プラットフォームを提供するAhrefsは、TechSuite株式会社におけるAIワークスペース「Letaido」の導入事例を公開した。TechSuiteは同ツールを競合調査やキーワード選定などに活用し、商談前のリサーチ効率化や提案内容の具体性向上につなげている。
導入の背景と選定理由
TechSuiteは生成AIと人の専門性を組み合わせ、マーケティング、HR、コンサルティング、不動産の領域で事業を展開している。主力のマーケティング事業では、SEOとAI検索を含むデジタルマーケティング支援を手がけている。
同社の倉田真太郎氏は、学生時代から約8年にわたりAhrefsを利用し、TechSuiteでもSEO事業の立ち上げ時から約3年から4年にわたり業務で活用してきた。Ahrefsのメールマガジンを通じて当時「旧Agent A(現Letaido)」として提供されていた製品を知り導入に至った。選定にあたっては、AIモデル単体の性能ではなく、競合の流入キーワードや検索市場の需要など、参照元が明確なデータに基づいて分析できる点を評価したとしている。
競合調査からAI検索分析まで3つの用途で活用
TechSuiteでは、主に次の3つの用途でLetaidoを活用している。
- 競合調査:サイトエクスプローラーのデータをもとに、競合サイトの流入キーワードやトラフィックを確認し、自社または顧客サイトとの差分を分析
- キーワード選定:検索ボリューム、競合性、事業との関連性を踏まえ、優先して取り組むキーワードを検討
- 検索市場分析:事業領域全体の検索需要を俯瞰し、市場規模や競合環境を把握
実務では競合サイトの特定やキーワード調査、市場分析を行き来しながら対象を見直して分析を進めている。また、AI検索領域の支援ではブランドレーダーのカスタムプロンプトも活用し、顧客や競合ブランドがAIの回答上でどのように言及・引用されているかを分析している。
商談前分析の効率化と社内運用の改善
Letaidoの導入により、商談前でも競合と検索市場を調査したうえで仮説を準備できるようになり、調査結果は受注後のプロジェクト分析や要件整理にも引き継がれている。リサーチ工程の負担軽減によって1人あたりが担当できる案件数が増加したほか、経験の浅いメンバーでも一定水準の分析結果を得やすくなり、上長による社内レビューの回数削減にもつながった。
社内ではマーケティング部門を中心に営業部門でも利用しており、用途ごとに基本プロンプトを管理・共有することで担当者による出力品質の差を抑える運用を行っている。倉田氏は「正しいデータを参照しているか分からない状態では、意思決定に直接使うことは難しいと考えています」とコメントしている。
関連概要
TechSuite株式会社
- 事業内容:マーケティング、HR、コンサルティング、不動産領域での事業展開、デジタルマーケティング支援
- 公式サイト:https://techsuite.co.jp/
Ahrefs Pte. Ltd.
- 事業内容:独自のクローラーとデータ技術によるSEO、競合分析、AI検索分析などのマーケティング機能の提供
- 公式サイト:https://ahrefs.com/ja
Letaido
- 概要:Ahrefsのデータ基盤と統合されたAIワークスペース。チームメンバーの無料・無制限招待に対応
- 公式サイト:https://letaido.com/ja/
本記事はAhrefsの発表をもとに作成。
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