AIworker、製造業向けCopilot定着レポートを無料公開
株式会社AIworkerは、「製造業向け Copilot導入後の定着 進め方レポート」2026年11月版(全7ページ)を無料公開した。製造業の情報システム部門長やDX推進、人事の責任者向けに作成された資料となっている。人手不足の中で進む生成AI導入において、利用が議事録作成などに偏る課題を解消するための進め方や役割分担などをまとめている。
製造業における生成AI利用の実態と課題
製造業の就業者数は2025年に1,033万人となり、前年の1,046万人から減少している。人手が減るなかで、生成AIを活用して1人あたりの業務負担を軽減する取り組みが広がっている。
一方で、総務省の令和8年版 情報通信白書によると、何らかの業務で生成AIを使う日本企業は86.4%に達したものの、効果を感じている業務は「議事録・メール作成補助」が72.3%であるのに対し、「製造・生産」は39.8%にとどまる。Copilotを導入しても議事録作成や要約の用途に限定されてしまう企業が少なくないという。
本レポートでは、Copilotが定着しない組織に共通する課題や、製造業の業務においてAIに委ねられる領域などを整理している。主な収録内容は以下の通り。

- 製造業でCopilotの利用が議事録づくりにとどまりやすい理由
- 定着しない会社に共通する4つの課題
- 製造業の業務のうちCopilotに任せられる範囲
- 進め方(3か月の例)
- 製造業で題材にしやすい業務
- 当社の支援事例から
- 始める前のチェックリスト

業務ごとにAIと人の役割を整理した対応表
レポート内では、品質不良の報告、作業手順書の改訂、調達・購買、生産会議の資料、顧客からの問い合わせの5つの業務を取り上げ、Copilotに任せられる範囲と人が判断する範囲を1枚の表にまとめている。
たとえば品質不良の報告では、現場メモと検査記録をもとに報告書の下書きを作成する工程をAIが担当し、原因の特定や再発防止策の決定は人が行う。Copilotの導入後に利用方法を現場任せにしている担当者や、ライセンス更新に向けて継続理由を説明する必要がある担当者向けの内容となっている。
株式会社AIworkerの概要
東京都港区に本社を置き、AIエージェントや業務AIの開発などを手がける株式会社AIworkerの概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社AIworker
- 所在地:〒105-0004 東京都港区新橋5-23-5 ASOOM新橋4階
- 代表者:代表取締役 杉本 卓應
- 設立:2024年7月
- 事業内容:AIエージェント・業務AIの開発、FDE支援、法人向け生成AI研修、AI活用の伴走支援
- URL:https://ai-worker.net/
本記事は株式会社AIworkerの発表をもとに作成。統計データは、総務省「令和8年版 情報通信白書」(2026年)図表Ⅰ-2-1-6・Ⅰ-2-1-7、および経済産業省・厚生労働省・文部科学省「2026年版 ものづくり白書」概要(2026年5月)に基づく。
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