長野日本大学中高とタイガーモブ、探究プログラムを国内外9コースへ拡大
タイガーモブ株式会社は、長野日本大学中学校・高等学校で企画設計や運営などを担当する探究型プログラム「Learning Journey(ラーニングジャーニー)」について、今年度は国内外9コース・340名規模へ拡大すると発表した。従来の学年一斉型の修学旅行に代わる希望制の取り組みで、2027年2月に海外5コースおよび国内4コースの実施を予定している。25年度に実施した取り組みを経て生徒の希望が広がったことから、行き先と規模が約2倍に増えることとなった。
従来の修学旅行を見直し生徒が選択する探究学習へ

同校は学校法人長野日本大学学園が運営する私立中高一貫校で、「愛すべき、変人を育てる。」をスローガンに探究を中心とした教育改革を進めている。2025年6月には日本初となる国際バカロレアの4プログラム認定(幼稚園のPYP、小学校のPYP、中学校のMYP、高等学校のDP・CP)を受けたほか、高校に「探究創造学科」、中高一貫課程に「探究創造コース」を設置している。また、2020年に発足した部活動「世界部(探究クラブ)」の立ち上げからタイガーモブが伴走を続けてきた。

こうした背景のもと、前年踏襲の修学旅行を見直して企画されたのが「Learning Journey」である。プログラムのコンセプトに “Explore the Future.” を掲げ、生徒自身が行き先とテーマを選び、現地では「問いに向き合う当事者」として課題解決や文化理解に向き合う学習設計となっている。

25年度は5コースを実施し肯定率は95%超
25年度は2026年2月に5コースが実施された。渡航先は海外が韓国・ソウル、フィンランド・ヘルシンキ/ラハティ、インドネシア・バリ島の3コース、国内が北海道・弟子屈町、東京都・伊豆大島の2コースで、生徒は約半年間の事前研修を経て現地へ赴いた。
プログラム終了後に参加生徒129名を対象とした事後アンケートでは、112名から回答を得た。プログラム全体のオススメ度は平均 4.72/5.0、「自分を出すことができた」は 4.51/5.0となった。さらに、5つの行き先すべてで「楽しめた」「視野が広がった」「今後の変化への期待」について98〜100%の肯定率となり、全コースで肯定率95%超を記録した。参加者からは、偏見を排して人と向き合う姿勢や、多角的な視点を持つ重要性を学んだといった感想が寄せられた。
事後研修や全校フェスを通じた日常への接続
本プログラムでは、渡航後の展開も重視されている。3月10日には教員とタイガーモブのスタッフが集まる「PROJECT UNPACKING」が開催され、現地での生徒の変容をストーリーとして共有し、引率していない教員も含めて日常の教育活動へ接続する議論が行われた。
4月27日には中高全校生徒と保護者を対象に、校舎全体を使って「Learning Journey Fes 2026」を開催した。当日は国内5・海外8の全13コースに関するブース展示や食・文化体験、引率予定教員によるピッチのほか、挑戦する自由度や活動環境の難易度を示す「カオス度」別の説明会などが実施された。生徒は1日を通じて各プログラムを比較し、自らの意思で次の挑戦を選択した。

2027年2月に国内外9コース・340名規模で実施予定
2027年2月実施予定のプログラムでは、渡航先が国内外9コースに拡大する。海外は韓国、インド、シンガポール、デンマーク、ニュージーランドの5コース、国内は北海道、東京、沖縄、伊豆大島の4コースが設定されている。

同校の添谷芳久校長は、あらかじめ用意された正解のルートを行くのではなく、生徒自身の決断によって旅を創り上げることの意義を強調している。また、タイガーモブ代表取締役CEOの菊地恵理子は、生徒自身が行き先や問いを決めて旅をつくる当事者になる価値に触れ、今後も進化させていく旨を述べている。


- 会社名:タイガーモブ株式会社
- 代表者:代表取締役CEO 菊地 恵理子
- 所在地:〒150-0047 東京都渋谷区神山町5-20 ZINE YOYOGI-KOEN 1B
- 設立日:2016年4月
- 事業内容:実践型教育・探究プログラムの企画・運営(世界47ヶ国400件以上)、人材育成、メソッドのライセンス事業、熱狂が連鎖する次世代リーダー・コミュニティの創出・運営
- コーポレートサイト:https://tigermov.co.jp/
本記事はタイガーモブ株式会社の発表をもとに作成。
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