Advasa Holdings、ナスダック・グローバル・マーケットに直接上場
東京を拠点とするフィンテック企業のAdvasa Holdings, Inc.は2026年8月25日、ナスダック・グローバル・マーケットへの直接上場を完了した。証券法務を担当したAnthony, Linder & Cacomanolis, PLLCが主導し、ティッカーシンボル「ADBT」で取引が開始された。日米双方の個人投資家に対し、国境を越えた株式投資へのアクセスを提供する先駆的な事例となる。
Advasa Holdingsの上場は、米国デラウェア州の持株会社の下で日本において事業を展開する企業構造を活用して実施された。この仕組みにより、米国証券取引委員会(SEC)への登録を直接実現するとともに、主要な日本のオンライン証券会社を通じて国境を越えた株式投資への即時アクセスを可能にする先例を確立したとしている。
従来、米国での資金調達を目指す日本のスタートアップ企業は、従来型のIPO(新規公開株)やSPAC(特別買収目的会社)との合併を利用するのが一般的であったが、今回の直接上場はそれに代わる新たな選択肢を示す取引となった。
支援を担当した法律事務所のコメント
今回の取引は、Anthony, Linder & Cacomanolis, PLLCのキャピタル・マーケッツ・グループを率いるCraig D. Linder氏が主導した。
同事務所の設立パートナーであるLaura Anthony氏は、米国証券法やナスダックの上場要件、国境を越えた企業構造といった複雑な要素を統合して新たな道筋を切り拓いた成果であるとし、日本企業が米国市場へ進出する際の選択肢を広げる取引であると述べている。
Anthony, Linder & Cacomanolis, PLLCの概要
Anthony, Linder & Cacomanolis, PLLCは、資本市場、証券、企業法務および事業取引を専門とする国際的な法律事務所である。
- 主な業務分野:上場取引、合併・買収(M&A)、登録公募および私募、企業金融取引、米国証券取引所法等の規制報告義務対応、ナスダック・NYSE等の新規上場・継続上場要件対応など
- 実績:発行会社および引受会社を代理し、総額250億ドルを超える取引を完了
- 関連情報:ウェブサイト(www.alclaw.com)
本記事はAnthony, Linder & Cacomanolis, PLLCの発表をもとに作成。
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