生成AIの通販サイト言及率でディノスが首位 プレティアジャパン調査
株式会社プレティアジャパンは、通販10サイトを対象に主要5つの生成AIへ質問を行い、有効4,674回答を分析した調査結果を公表した。AIへの相談内容によって、回答に名前が挙がるサイトや公式ページの引用状況が異なる傾向が明らかになった。調査全体では、言及率でディノス、公式サイト引用率でニッセンがそれぞれ首位となっている。
質問意図により異なる言及率と引用率
質問を意図別に分類したところ、商品発見に関する質問ではディノスが言及率20.8%(242/1,164回答)で首位となった。一方、困りごと解決に関する質問ではベルメゾンが24.6%(283/1,150回答)で首位を記録している。
公式サイトの引用率を見ると、商品発見ではニッセンが10.6%、困りごと解決でもニッセンが11.1%でそれぞれ首位となった。同じ通販サイトを探す相談であっても、探す対象や解決したい困りごとの内容によって登場するサイトに違いが見られる結果となった。
全体の言及率はディノス、公式サイト引用率はニッセンが首位
全80問の有効4,674回答を対象とした集計では、ディノスの言及率が15.0%(701回答)で首位となり、ベルメゾンが12.2%(569回答)、ニッセンが8.6%(401回答)と続いた。
一方、公式サイト引用率の首位はニッセンの6.8%(320回答)だった。次いでディノスが4.8%(225回答)、ベルメゾンが4.1%(193回答)となり、言及率と公式サイト引用率の間で順位の差異がみられた。
なお、同社によると、本レポートのランキングは調査対象の質問とブランド名・公式URLの判定ルールに依存するものであり、市場シェア、売上順位、企業全体の品質評価を示すものではないとしている。

AI活用が進むEC事業者に求められる視点

今回の結果から、質問を商品発見や困りごと解決などに細分化したり、実演動画や返品・交換といった検討場面を指定したりすることで、登場する通販サイトが変わることが示された。AIからの回答には、公式の特集や商品カテゴリ、購入ガイドのほか、ECモール、動画、比較サイトなども引用元として示されていたという。
この状況を受け、同社はEC事業者に対し、全体ランキングのみで自社状況を判断せず、顧客がAIに相談する具体的な場面を想定して自社の言及や引用状況を確認することが重要であると指摘している。サイト名の言及と公式URLの引用を区別し、どの質問にどの情報が提示されたかを把握することが、今後の情報拡充の検討につながるとしている。
調査の実施概要
調査の詳細は以下の通り。
- 調査対象:ショップチャンネル、QVC、ジャパネットたかた、ショップジャパン、ディノス、ベルーナ、ベルメゾン、ニッセン、セシール、通販生活
- 対象AI:ChatGPT、Gemini、Copilot、Google AI Mode、Google AI Overview
- 調査日:2026年10月30日
- 質問設計:80問×5AI×12回=4,800件(有効4,674回答)
- 質問意図:商品発見/困りごと解決/使用イメージ/購入時の安心(各20問)
- 質問形式:キーワード/曖昧な自然文/具体的な自然文
- 計測・集計:株式会社プレティアジャパン

株式会社プレティアジャパンについて
調査を実施した株式会社プレティアジャパンは、AI-CX SaaSおよびプラットフォームサービスの開発・運営を手がけている。
- 所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3-17-11 天翔田町ビル903号
- 代表者名:イ・ボンギョ / LEE BONG KYO
- 設立:2025年1月29日
- 資本金:8,000万円
- 事業内容:AI-CX SaaSおよびプラットフォームサービスの開発・運営(genser(ジェンサー)、genrank(ジェンランク)、gelatto(ジェラート))
- 関連会社:株式会社プレティア(韓国)/2005年 創業/2021年 KOSDAQ上場
- 問い合わせ先:info@plateer.co.jp
本記事は株式会社プレティアジャパンの発表をもとに作成。
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